錆びた歯車 -11ページ目

裁きの定規

知らない誰かを裁く


国の命令で



知らない誰かを裁く


目盛りの無いスケールを持って



理想は高らかに言えるが


世相は明らかに冷える



誰もが世界基準のスケールを持つまでは


誰も裁けない、裁くべきでない



でもね



或るところじゃ知らない誰かを叩いてる


自身の脳の命令で


手作りのスケールでもって




トンネル

今、トンネルの中のどの辺りだろう?

トンネルを抜けると晴れなのか?雨なのか?雪なのか?


今はトンネルの中。出口まで後何メートルだろう?

今日抜けられるだろうか?明日だろうか?来年だろうか?


明かりの無いトンネルの中。多くの人が潜っている。
掘った人はその光景をただ見ている。


現在も。

フィールド

人間は同じフィールドに立ちたがる。


それがフェアと宣って。


人間は同一線上の同スポットに立たない。


それが個性と粋がって。


・・・。


向かいの人を僻んでみたり。


背後の人を貶してみたり。


個々に濁った目を持って。


個々に醜い影背負う。


・・・。


人間は同じフィールドに立ちたがる。


それが人間。それがego。