みなさんお元気ですか?

 

久しぶりに記事を書きます。

色々あってブログを書き込む事ができず、久しぶりにこのブログにアクセスしたら、最後に投稿してから1年9か月が経過していました。(汗)

 

色々あって、今までの経緯と今の気持ち等をこのブログに残しておきたいと思います。

(調子があまり良くないので文章がおかしかったらごめんなさい)

 

その後も細々とサプリメントを飲み続けたおかげなのか、症状は少しづつは悪化はしているものの、進行はかなり遅くなっているのではないか、と個人的には思っています。

 

昨年の11月頃、昔の仲間がIT関連で困っており、自分の昔の知識が少しでも役に立てばと思い、仲間のIT関連のお手伝いや仲間達の作業効率を向上させるシステムの構築をさせていただく事になりました。

 

正直、頭の調子は芳しくなかったのですが、少しでも昔の仲間達の役に立ちたいと思い、睡眠時間を削って(1日3~4時間位)自分ができる事を精一杯やり、死に物狂いで仲間たちの要望にそったシステムを構築しました。

 

そして仲間達が喜んでくれるようなシステムの8割がた完成してサンプル動作するレベルになったので、仲間に見てもらえるようお願いしたところ、その時はその仲間が大変忙しくてなかなかチェックする事が出来なかったようです。

 

すると、自分自身の緊張の糸がほどけてしまったのか、疲れが一気に出たのか、頭の調子が急激に悪くなり、今までできた事が急にできなくなってしまい、自分で構築したシステムなのに、何が何だかわからなくなってしまい、全く先に進めなくなってしまい、そのほかの仕事も殆どできなくなってしまいました。

 

仲間たちはすごく期待してくれているのに、全く先に進めなくなり、焦れば焦るほど何もできなくなってしまう情けない自分が居ました。

 

睡眠不足の反動が来たのか、頭の調子が急速に悪化し、頭が回らないだけではなく、物忘れがすごく激しくなり、KY(空気読めない)感が以前に増してより一層強くなりました。

 

これは本当にまずいと思い、しばらくしてからその筋の検査ができる某病院に行く事を決断し、アミロイドPETやMMSEテストをはじめて受けてみました。

 

その結果、頭の調子が非常に悪かった時だったとはいえ、初のMCIレベル判定&アミロイドPETでは赤い部分がかなりありました。。。

素人判断はできないのですが、ネット上にある他のサンプル画像例と見比べる限り、脳にアミロイドがかなり溜まってきているのかなぁ、と思わざる負えない検査結果でした。

(サンプル例)

 

ただ、かなり以前に若干委縮気味と言われた海馬が、今回撮影したMRI画像を見る限りは完全復活している、という不思議な現象も確認できたので、前向きプラス思考によるストレス軽減策の重要さと、海馬には修復能力があるのを感じました。

 

その後、しばらく脳を休ませてみたのですが、以前のような能力は回復せず、結果としてシステム構築作業を全く進める事ができなくなってしまった上に、身内が末期がんであとわずかな命との診断を受け、その身内に自分が亡き後、残されたメンバーと力を合わせて仕事のサポートして欲しい旨の依頼をうけ、頭の調子が悪い中で自分なりに精一杯看病や引継ぎ作業をする事になったのも重なって、システム構築どころの話ではなくなってしまいました。

 

そしてその身内が亡くなり、1か月近く経過したところで、悩みに悩んだ末、意を決して仲間に持病が悪化して難しい事が出来なくなってしまい、作業を進める事ができなくなってしまった事、身内が病気になり、その後亡くなって色々大変だった事などを正直に話し、システムが構築できなくなってしまった旨を謝罪しました。

 

そして昔からの仲間達のリーダー(?)1人だけには、MCIレベルにまで悪化している事も正直に話しました。

(MCIになったら、社会人としての信用を失い、自分の仕事にも差し支えがでると感じた為、自分の頭の調子が悪い事は他の仲間達には今は言わないで欲しい旨のお願いは以前からしていました)

 

古い仲間達の仕事についてはお金等は一切もらっていなかった事もあり、仲間達は快く許してくれましたが、仲間たちは喜び期待してくれていた事、自分としては人の役に立てる、良い事をできるチャンスをもらえたと思い、命を削ってでも完成させようと思っていたので、本当に心苦しかったし、残念無念でした。。。

 

その後、頭の調子が非常に悪い中、故人に依頼された作業について残されたメンバーと力を合わせて仕事を進める事になり、毎日多忙な中で悪戦苦闘の日々が続きました。

 

前向きに頑張ってはいるものの、物忘れの症状やKY(空気読めない)症状が非常に強くでて頻発しているが事が自分でもわかる事が結構あり、私が発言する事で相手の表情が曇っているのをみてやらかしてしまったと気づくこと多数。。。

そのたびに自己嫌悪に陥る日々が続きました。

 

最近の自分の中で一番衝撃を受けた事は、自分が乗っていた自転車をどこかに置いてきてしまい、その事自体をすっかり忘れてしまい、自転車が無くなったと大騒ぎになった事です。

その約2日後に放置されたていた自転車を偶然?(自分が頻繁に行く場所だったので)見つけることができ、事なきをえました。

ただ、そこに置いたこと事自体忘れてしまっていたので、これは非常にまずいと強く認識した瞬間でした。

 

そんな脳の状況の中、昔の仲間が、人生の分岐点になるかもしれない重要な仕事をする事になりました。

こんな脳の状態で私が手伝いに行ったら、絶対に何かをやらかす事は自分でも重々わかっており、行ったらKY言動で仲間達に嫌な思いをさせてしまう事になる可能性があるし、自分自身も自己嫌悪に陥ってつらい思いをして脳がさらに不調になると思いましたが、何もやらないよりは今の自分ができる事だけでも精一杯やろうと思い、居ても立ってもいられず、また手伝いに行くことにしました。

 

事情を知る仲間のリーダー(?)は自分が来たのを見て、涙ぐんで喜んでくれました。

自分も本当に嬉しかったし、無理してでも来てよかった、と思いました。

 

しかし自分の脳はこんな状況ですから、自分の事を自分が思ったようにコントロールするのが難しく、KY的な言動をたくさんしてしたり、かつての自分であれば考えられないようなポカをやったりしてしまいました。

 

私の現状を知らない仲間達や、仲間達のリーダー(?)にもKY(空気読めない)全開の言動をしていたと思います。
(自分ではプラスの気持ちを伝えようと一生懸命話しているつもりなのですが、仲間達の顔が時々ひきつっていたり、表情が曇っているのを見ると、恐らくやらかしているのだろうな、、、とは思うのですが、コントロールが難しいのでどうしよもありません。)

 

少なくとも事情を知らない仲間達は、私があまりにもKY的な言動をするので、相当気を悪くしているのではないでしょうか。

 

後で自分がおかしな言動をしてしまったと気が付いて謝罪のメッセージを入れたのですが、その謝罪のメッセージまでもがKY感満載だったので、どうしよもありません。

 

後で思い返すと、おかしな言動をしてしまったと気が付くのですが、その時はわからず、一生懸命やろうとすればするほど、KY全開のおかしな言動をしてしまうのです。

 

それらの事を後になって思い出すと、凹んでストレスホルモン全開になり、さらに頭の調子が悪くなるという悪循環に。。。。

 

例えこのまま古い仲間たちの仕事を手伝ったとしても、自分のKY的な言動等で、逆に仲間達を不快にしたり、迷惑等をかけて信頼を失ってしまうだけだと思いました。

 

そのような事を繰り返して仲間達に失望され、冷たくされたり、仲間達の心証が最悪なものになる前に、このまま仲間達の前から消えてしまおう、と何度も何度も考えました。

(主観的認知機能障害者等は、健康だった時の自分とは異なるおかしな自分を見せたくない等の気持ちを持っている事も、元気な時を知る友人や仲間達に会うのをためらい、引きこもり気味になってしまう事の大きな原因の1つだと思います。)

 

ただ、このまま症状が悪化してSCI→MCI→認知症という定番コースを辿って死んだ時、自分の人生を振り返って後悔しない道はどんな道かを考えました。

 

自分の人生の中でここ20年以上常に意識していた事

 

「自分が正しいと信じる道を歩き続け、その時の自分ができる範囲内の事を、自分なりに最善を尽くす事」

 

自分が正しいと信じる道を歩く事により相手に迷惑をかけてしまうかもしれない、単なる自己満足と言われればその通りなのかもしれない。

 

仲間達に冷たくあしらわれるかもしれない。嫌われるかもしれない。あなたみたいな人はみんなの足を引っ張って逆に迷惑をかけるので来てもらわなくて結構、と思われてしまうかもしれない。。。

 

そんな事を考えてしまうと、気持ちが萎えて自己嫌悪に陥り、行こうという気持ちがどんどん小さくなっていきます。

何もしない(手伝いに行かない)のは簡単ですし、何もしない(手伝いに行かない)方が自分自身もこれ以上辛く苦しい思いをしなくて済みます。

 

でも何もしなかったら、苦しい思いはしなくて済みますが、何も変わらないし何も残らない。それなりの人生しかなくなります。

昔の仲間達とのキズナや良いことをできるチャンスも失ってしまいます。

 

こんな自分でもまだまだできる事はある、もう少しだけ、あと少しだけ頑張ってみよう、嫌な顔されても、嫌われても、もう少しだけやれる事をやってみよう、と今も自分自身に言い聞かせて、逃げ出したい自分と今も戦っています。(現在進行中)

 

そんな時、いつも思い出すのが、槇原敬之さんの「Happy Birthday Song」の歌詞。

 

 

 

生まれたときあんなに
大きな声で泣いたのは
このココロとカラダを全部使って
今度こそは誰かに何か
良いことをできるチャンスを
もらえたのが嬉しかったからなんです


絶対痛くないからと
歯医者につれて行かれて
飛び上がるほど痛かったなんて
やっぱりイヤでしょ?
だから本当のことを言うね
生きていくことは
とてもとてもとても大変だし
それが当たり前なんです


残念ながら 僕らは
こんな風に色々抱えて
生まれてきたんです
そのまま何もしなければ
それなりの人生しかないんです

 

(中略)

 

そして最後の日に
この歌を
自分のために歌えるように


Happy birthday to me
Happy birthday to me
Happy birthday to me
Happy birthday to me
Happy birthday to me
and
HAPPY BIRTHDAY TO YOU.

 

 

 

 

そんな葛藤の気持ちの中にある事を忘れる前に残しておこうと思い、今回久しぶりにブログを書きました。

 

死んで自分の人生を振り返った時に、後悔しないような生き方を最後まで貫きたい。。。

 

今、自分自身との戦いの真っただ中にいます。