被災地へのボランティア | 城東区新森古市のヘアサロン 「レコバイスニップ」

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大阪市城東区古市にある美容室『Reco by snip』サロンコンセプト・・・『生涯ファンサロン』

30〜40代主婦のお客様を中心に『ナチュラルStyle』をベースに
『ショート・ボブ・パーマ・アンチエイジング』を強みとしています。『アジュバンコスメ』取り扱い店です。

こんにちは白石です!!!


この間ブログに書いた様に、被災地へボランティアに行ってきました。


テレビでは感じ取れなかった事もたくさんありましたので、長文ではありますがぜひ読んで下さい。





16日は貴重な経験させていただきました。



そして行かせていただきありがとうございました!


被災地へはバスで片道12時間、往復24時間もかかりました。


日曜日の晩に出発し、16日の月曜日に活動し、そのまま晩にまたバスに乗り込み火曜日の朝に着く、というハードなスケジュールでした。




ボランティア活動は1週間、1日単位ですら状況が変わっていくらしいです。

良い事ではありますが元々は予定していた石巻でのボランティアもそれまでに他の方がたくさん来てくださっていて間に合っていたり、
美容室がだいぶ復活し、営業妨害になる為キャンセルされたりと色々段取りを組むのが大変だったそうです。



仙台市にまず着きました。



そこからレンタカーで被災地である石巻市に向かうのです。




仙台は信じられない程に街が綺麗で、よくよく見ると壁の欠片が落ちて補強作業をしている程度でした。



仙台から少し行くと急に瓦礫が山の様に積んでいる所があちこちに出てきました。
すごく驚いたのが、仙台市から更に被災地に向かう高速を走っていた時、左手にある景色は都会で綺麗に残っているのに、右手はテレビで見るような泥の平地に瓦礫がちらほら転がっているような寂しい景色で、
少しの場所の違いで被害の大きさが大きく違っていた事。


一緒にレンタカーに乗っていた人達と最初は話をしていましたが、その光景を目にした瞬間、誰もが言葉を失いました。



今の被災地の状況としては、瓦礫や泥などをようやく処理した、という段階のところが多く、これから復興に向けて取り組んでいるようです。


思いっきり浸かったであろう地域でも頑張って復活しているコンビニや飲食店もありました。





被災地には4人10組にバラけて伺いました。


白石の行った所は、石巻市の中里という町です。


小学校の体育館を避難所としていました。


そちらも最初は天井まで浸かるような被害で、みなさんで力を合わせて避難所にできるように片付けられたそうです。



テレビが隅っこに1台のみ、後は1メートルくらいの高さの白いダンボール紙で家ごとに区切っている状態。


食糧も行き届いている状態で自由に飲み物やカップ麺などももらえるようになっており、ご飯も自衛隊の方が炊き出しをしてくださるので暖かい栄養のあるものをきちんと食べられていらっしゃいました。



でも、他の避難所に行かれた方に聞いたのですが、まだ飲み物とパンやおにぎりのみの所もあるそうです。



白石の避難所は比較的他の被災地の方より前向きで人間関係も良い所だったらしく、とても暖かく迎えて下さり、暖かく見送って下さいました。




最初はカットのみの予定だったんですが、希望があってカラー、パーマもすることになりました。


最初は色々と情報の為にと思ってカメラを持って来ていましたが、あちらの方の配慮の為に写真は撮らない事にしました。



小学校ともあってシャワーもお湯もないので、不便ではありますが校庭にあるような水道の冷水でカラーのお流しやシャンプーをしました。
気温は最高23度最低18度とそんなに寒くはないですが、水はさすがにめちゃくちゃ冷たくて大変そうでした。


カットもしましたが、結構カットだけのボランティアで来られる美容師さんが多いらしく、カラーの需要がとても高かったです。
眉カットも需要が意外に多く、眉バサミとトリマーで急遽やったりもしました。
(初の角刈りも挑戦してみましたが喜んでもらえました!!!)


とても優しくニコニコしていらっしゃる方でも娘さんやその旦那さんを亡くしていたりと、
みんなが前向きに進む為に辛いのを踏ん張っている事をとても感じました。


笑顔とは"自然にでる笑顔"だけでなく、"本当に笑顔になる為に作る笑顔"もあって、それってとても大切だと思いました。



片付けやタオルの洗濯をしてくださったり、貴重な晩御飯を私達の分も準備してくださったり。
更には他の避難所に行ってるスタッフの為にとパスタを10食分も用意して下さってました!!!



こういう時だからこそ自分一番とならずに助け合ったり思いやりや優しさをみんなで与え合って笑顔で頑張っているここの方々をとても尊敬します。
感動しました。





辛い事実は決して変わらないですが、早く乗り越えて少しでも楽に、少しでも幸せにみなさんがなれるようにと強く強く思いました。



また近々手紙を書こうと思います。




本当に良い経験をさせて頂きました。
ありがとうございました!!!












現地に行けなくてもまだまだできる事ってたくさんあると思います。



私も微力ではありますが、思い付く限り、やれる事をやっていこうと思います。



ありがとうございました!!