旅行先でハプニングに巻き込まれて・・・的な流れの漫画です。

そもそも覚えのない無料ツアー招待券が届いて、素直に参加する方もスゴイのですが。

まあ、そのくらいしないと人生変わらないということでしょうか。

子作りツアーへようこそ!ではその怪しい無料ツアーに参加して人生が変わってしまった男のはなしです。

もともと彼女も仕事も金もなかったので、これ以上失うものはないと思って参加したツアーがまさかの大当たり!
巻き込まれたハプニングもうれしい系のお話です。


男がツアーで連れてこられたのは南海の孤島。
普通ならここでサスペンスでも始まりそうな感じですが、待っていたのは可愛い女の子。
もちろん裏なんてありません。

ここは女性しか住んでおらず、ツアー客である男が珍しくて仕方がないのか、女の子の方から寄ってきます。
現実世界ではありえない設定なのですが、その非常識さがまた面白いです。
登場する子はみんな可愛いので楽しみながら読める漫画かと思います。
ボクシング漫画です。ボクシングを全く知らない人でも楽しめ、かつ、健全で元気の出る漫画です。

色々な才能あるボクサーが登場しますが、最後の最後にはコツコツ努力を積み重ねてきた人が勝つ、というスタンスが好きです。

才能に溢れ、「スピード・スター」の異名を持つ冴木がパッとしないまま引退したり、才能がなくても頭を使い、批判を浴びながらも泥臭い試合を続ける小柴はチャンピオンになれたり、「強い」とは何なのか考えさせられました。

この漫画全体を通して言えることですが、才能に頼らず、常に自分には何ができるのかを考えて努力を続けることの重要さが伝わってきます。

泣けたところは、宮田がランディー・ボーイ・Jr.に勝つシーンです。

リングサイドにいる父が宮田と一緒に戦っているのが心に残りました。

試合のずっと前、宮田が子供だった頃からその戦いは始まっていて、今やっとそれが終わろうとしているのだと感じて泣けてきました。

最終的には、宮田は父から教わった以上のことをやってのけ、父を超えていったことに感動しました。
お年玉でお姉ちゃんを買ってみたは姉弟のドタバタ劇です。

お姉ちゃんである晶は付き合っている彼氏もいるのに、家ではずっと学校の制服を着ているようなズボラな子です。

もうちょっとオシャレしたいと思ってはいるようですが、お金がなくてあまりオシャレできていないようです。

そこで考え突いたのが普段着は制服。

制服ならそこそこ可愛いし、塾の行き帰りに着ている子も多いので休日に着ていても不自然ではありません。

もっとも家族には不評なようで、特に弟には要らぬ誤解を招いてしまっています。

ただ、弟の誤解は弟のリサーチする方向性がおかしかったためというせいでもあるのですが。

ともかく姉のズボラと弟の誤解が重なって思いもよらない事件が起きてしまいます。

事件の内容はネタバレになるので書きませんが、「ふつうはあり得ない」ということが立て続けに起こって読んでいて飽きません。
この漫画は自称ミュージシャンでフリーターの【ことり】という女の子の元に福を呼び込むというたわら猫の【たわら】が転がり込んで同居生活をはじめるというストーリー。

人生もしかしたらこのままスーパーでアルバイトとして終えてしまうんじゃないかと繰り返しの日常に不安を感じていることりに沢山の事件をはこんでくるたわら。

そしてこのたわらは力持ちでことりの住む団地の近辺に生息する野良猫のボスでもあるのです。

そしてことりの周りにうずまく恋模様。

同じスーパーでアルバイトをする◯◯くんやCEOの◯◯さん。

モテモテのことりですが恋にはまったく鈍感なようでみんなの気持ちに気づきません。

モテキがきたのもたわらのお陰かなと本当に少しづつ、少しづつことりとたわらを取り巻く環境が変わりつつあります。

最新話では人気ユーチューニャー(某動画共有サイトのようなもの)になるべくことりが奮闘するといった内容でとうとう音楽で芽がでそうな雰囲気がでていて目が離せない内容となっています。


70年代に発表されたバレエ漫画の金字塔といえる作品。

地方の小さなバレエ教室出身の生徒、聖真澄が成長していく過程を描きます。

様々な作品に取り組むなかで技術的な面、精神的な面で成長していく姿がテーマです。

コンクールや公演のエピソードはスポーツ漫画のような盛り上がりを見せます。

ライバルとして登場するソ連をはじめとする各国のバレエダンサーのキャラクターも華やかで個性的です。
恋愛面でも、先輩の恋人を好きになったり、パートナーを組んだ相手と思いがすれ違ったり、師匠に淡い思いを抱いたりと、感情を揺さぶられ、それが演技にも結び付いていきます。

週刊で連載されていたとは思えないほど細やかなタッチで描かれており、特に衣装の美しさは見逃せません。

バレエの基礎はアン・ドゥ・ウォール(足を付け根から外に開く、身体全体を外に開く)、クラシックバレエは役の解釈が肝、モダンバレエは自己そのものを表現して勝負、といったバレエに関する基礎知識がギッチリ詰まっています。
この作品以降、多くの漫画家がバレエ用語を気軽に作中で使えるようになったと思うので、漫画史上、大きな意味のある作品だと思います。