本日は先日に引き続き、基礎工事
コンクリート打設の様子についてご紹介します。
コンクリート打設の注意点は数多くありますが、
最重要項目のひとつに、コンクリートに含まれる
『水量』があります。
コンクリートに含まれる水とセメントの割合を
水セメント比といい、次式で算出できます。
水セメント比=水の質量÷セメントの質量×100(%)
水セメント比は、コンクリートの計画供用期間
によって規定されていますが、
本件で使用するコンクリートの場合ですと、
水セメント比は65%以下に配合する必要があります。
水セメント比は57.0%と規定値内である事を確認しました。
水セメント比は、その値が小さいほど
コンクリートの乾燥収縮が小さく、
強度が大きく、耐久性に優れた良質のコンクリートとなります。
その反面、流動性が低くなるため、施工が困難になります。
ですから規定値内に配合されたコンクリートに
現場で水を加え、流動性を高くしたコンクリートを打設する
悪質な業者も存在するようです。
しかしこれは絶対にやってはいけない行為です。
また雨天の日にコンクリート打設を行うと、
せっかく規定値65%以内に配合されたコンクリートが
雨水の影響をに受け、規定値を大きく上回ってしまう結果となります。
ですからコンクリートを打設する日の天候にも、
充分に注意を払わなければなりません。
では、実際のコンクリート打設の手順をご紹介します。
こちらがフレッシュコンクリートを工場から工事現場へ運搬する
アジテータ車(ミキサー車)です。
コンクリートがアジテータ車からポンプ車へ
移される様子です。
こちらがポンプ車です。
ポンプ車のポンプ先端から、基礎ベース部分に
コンクリートが打込まれている様子です。
コンクリート打設の際、
1カ所に盛り上げて横流しすることをすると、
コンクリートが分離しやすくなるため、
こまめに打込み場所を替えて、均等に流し込みます。
打込みが完了すると、最後に表面が平になるよう
コテを使って均していきます。
こちらが基礎ベース部分のコンクリート打設が
完了した様子です。
打設日当日の温度によって
『練り混ぜ打込み終了までの時間』
『打ち重ね時間間隔』
が決められています。
本件コンクリート打設の際は、
外気温25度未満でしたので、
打込み終了までの時間 ・・・ 120分以内
打ち重ね時間間隔 ・・・ 150分以内とされています。
このような時間管理については、
コンクリート搬入時の伝票で行います。
本件では、全てのコンクリートが時間内に打設完了したことを
確認しております。
さてベースコンクリートの打設が完了したら、
次は基礎の立ち上がり部分のコンクリートを打設していきます。
こちらが型枠工事完了時の様子です。
前回にご紹介しましたが、
ドーナツ型のスペーサーが設置され、
かぶり厚が確保されていることを再確認しました。
基礎ベース部分のコンクリート打設の時と同じ手順で、
ポンプ車を使って打設していきます。
こちらはコンクリート棒形振動機(バイブレーター)で
振動を加え、コールドジョイントを防止し、
コンクリートが型枠内の隅々まで充填されるように
配慮します。
コンクリートの打込みが完了したら、
やはり打込み表面をコテで均していきます。
基礎立ち上げり部分のコンクリート打設が
数日間の養生期間を確保した後に、
型枠を解体したときの様子です。
これで無事に基礎工事が完了しました。





















































