急なショートトリップはとてもゆっくりと時間が流れる。

昨日は少し遅めの朝食をとってお部屋にあるマシーンでエスプレッソを淹れてカフェオレにし外の景色を見ながらのんびりと過ごした後、写真展へ。

ゆっくりと眺めながら過ごすのはお互い1人。(笑)

自分のペースで観たいから自然とこうなる。

好きな写真があったので眺めていた。動けずに魅入っているとふらりと隣にやってきた諒さんが「麻美が好きそうなのだな。」と言って無言で隣に立つとぼんやりと眺めていた。(笑)

流石に現物は買えないのでポストカードを購入した。

お気に入りがまた一つ。(笑)


ランチを楽しんだ後、電車に揺られて久しぶりの懐かしい町へ。。

すっかり変わってしまっていたけどそれでも名残はあるわけでテクテクと歩きながら向かいのことを思い出す。そこでふと思った。諒さんも何か思い出しているのかな?と。。

顔を覗き込むと驚いた顔で見返されたので「何考えてる?」と聞くと「昔の方がここは好きだったなぁ。」と。。驚いた私をみた諒さんは「言ってなかったか?」というと15年ほど前にこの辺りに住んでいたと。。私が住んでいたのは20年ほど前だから被ってはないけれど近い。私は戸建てだったから最寄り駅は同じでも住んでいたところは全く違う。

でもなんだかウルっときてしまった。


出会うべきして出会った。そう都合よく考えてもよい?


そういう私に対して諒さんは


随分ロマンチストだな。どうした?


そういって私の頭を撫でた。

確かに諒さんの言うとおりだけど。。。ね。

ホテルに戻るとクリーニングが届けられ私の服もスッキリした。そして靴も綺麗に磨かれていた。

偶然だったけどジミチュウのヒールだった金曜日。濡れていたから少し気になっていたので嬉しい。

お部屋で買ってきた生麩の和菓子をいただきながら日本茶を堪能して夕食はホテルの和食でお腹を満たすとそのままBarへ。

この週末はノーマルな夜だったけど←言い方よ

とんでもなく満たされてある私は家の前に着くと車を降りる前に改めてお礼を言った。諒さんは


付き合わせて悪かったな。でも楽しかった。


そう言って笑顔で去って行った。

満たされているからなのかテキパキと動けた日曜日。

玄関のミニイーゼルに新しく加わったのは買ってきたポストカード。

帰宅した娘が「これいいね。」といって持ち帰ったパンフレットからHPを検索していた。


少しずつ増える宝物。ゆっくりでいいから増やしていきたい。。