金曜日に相談された3件のうち2件は普通にお仕事の相談。

カフェで話しながら穏やかに話を聞いて私の見解を伝えた。

海外財務の知識に疎い人が多いこの会社には海外拠点が複数ある。相談先が限られているため新しい見解が欲しくて時々こういう相談は入社間もない私にもある。

でも昨日のメインは残りの1件。

スケは非公開にして誰にも言わずにあまり人とすれ違うことがないフロアの会議室を選んだ。

先に入って待っているとノックの音がし相談相手が遅くなって申し訳ありません。といいながら入ってきた。座って。お茶で良い?と聞くと私が。。と言ってお茶を二つ用意してくれた。

私の分はいつも選ぶルイボスティのホット。よく見てるなぁと思って聞いてみるとカフェでランチする時に何度か見かけたから。と言われた。

向き合って少し雑談をして本題に入る。


以前カフェで言われた所属変換って本当に考えても良いですか?


実に単刀直入(笑)


それはうれしきはなしだが何がそんなに嫌なのかそこを教えてもらわないとね。


彼女はペコリと頭を下げて失礼しました。と答えた後話し始めた。話す内容は端的で分かりやすい。この子やっぱりかなり頭の回転がいい。そう思いながら聞いたのはたしかにこれは不快だな。と思う内容だった。

ただなぜこの子が派遣なのか、どうしてそこまでしてうちで働きたいのか。それを聞くと彼女は自分の事情を話してくれた。

派遣しか出来ない子とあえて派遣で働く子。

でもちょっと考えた。結果、この話を一旦保留にして少し時間をもらうことにした。

特に落胆することもなく淡々と話して席を立った彼女を見送ると必要な情報を集めてみた。

何か策はある?考えてもなかなか思いつかず。。。

久しぶりに友人に連絡した。

今週はここまで。。そう思って先に戻るとナッツ君が相談事リストを持ってやってきた💦

相談ごとばかりの金曜日が終わって外に出ると諒さんが迎えにきてくれていた。

車に乗ると軽くハグして静かに走り出す。


腹減ったか?

めっちゃ。


諒さんと入ったお店は昔から評判の諒さんちの近くのトンカツ屋さん。

全部で10席ぐらいの小さなお店だけどとにかく美味しい!ヒレカツと梅シソ巻きなどの盛り合わせを頼んであとは小鉢と豚汁とご飯とデザートにマンゴープリン!

お昼は肉体労働系の人が多いらしいけど金曜の夜は単身の男性が多かった。(笑)

たっぷり食べてたくさん話して諒さんちへ。。


濃密な夜の始まりは蒸し暑さを感じたけどなぜかそれすら心地いい。

エレベーターで繋がれた指先に少しの力が入るとそっとその力を逃してくれた。

優しいご主人様が鬼畜に変わるカウントダウンはいつもさりげなく始まる。


そんな中、いつもながら思うのはやっぱりこの人のことが大好き。