擦過傷は醜い痕。
この話で思い出したのは耄碌(笑)やつには痕と擦過傷の区別すらつかなかった。
何がSだ。いまだに思い出すと片腹痛い(笑)
まだきっと奴はあちこちの女に声をかけて勃たないイチモツでも相手にしてくれる女を探してるんだろうなぁ
諒さんと話をしていた時にふと背中に変な違和感を感じて姿勢を正したらすぐに反応した。
どうした?
なんか背中に変な違和感。少しなんだけどね。
見せて。
そう言って私の背中を剥ぐと写真に撮って見せてくれた。
ほんの少しだけ赤くなっていたその場所は私が違和感を感じた場所とビンゴ。
これって?
すまん。多分縛った時の跡だな。擦過傷になったな。
大丈夫。ただ傷になるのはやだから塗ってくれる?
そういうと私は諒さんにゲンタシンを渡した。
これなんで持ってる?
あーこの前に出してもらったやつ。ここにね。
私はそう言ってうちの可愛い子に引っ掻かれた腕を見せると納得してくれた。
私はそんなに気にしてなかったけれど諒さんはかなりショックだったみたいで。。。💦
新しい縄だったし。大丈夫
いや、これはだめだろ。ほんとに申し訳ない。擦過傷は醜い。痕にならなきゃいいが。。
こういう感覚は大切。
付けばなんでもいいわけではない。
そこが同じ感覚というのはすごく嬉しい。
私は諒さんに抱きついて大丈夫。と言うといやいやほんとにすまん。と。。(笑)
大切にされてるなぁと感じるのはこんな時。
他の痕を見ればこのぐらい大したことないのに。。(笑)
こんなに大切に思ってもらっているから諒さんの望む形になりたいとふわりと思った私は
私頑張ってもっと痩せるね。
諒さんはキョトンと私の顔を見る。
私もキョトンと諒さんを見る。
なぜそうなる?
ん。色々考えるとそうなった。
ぷっ。。。(笑)
麻美の頭の中は面白い。
と言っで笑った諒さんの目尻の皺がなぜかとても愛しくて私は抱きついて目尻にキスをすると
なんでそこなんだ?
というからニコニコ笑ってまた同じところにキスをするとキュッと抱きしめてくれた。
一緒に過ごす時間の一コマ。
どうかセピア色にならないで。。。