昨日の朝のこと。。

目が覚めて1番に見えるものが諒さんというのはやっぱり嬉しくてにやけてしまう。

世の中にはいろんな形のお付き合いがあって私も耄碌とは不倫関係だった。

でも改めて思った。隠さなくていいものは少ない方が私にはあっているのかな?と。。。

そんなことを思いながらそっと指を這わせると頭の上からおはようと声が聞こえた。


起きてたの?

何考えてた?

不倫と幸福感について

朝から変なこと考えるなぁ。


少し掠れた声の諒さんにベッドサイドのお水を渡そうと起き上がったけどお水がない。


あれ?

水か?

うん。昨日ここにあったような。。。

そこから記憶ないのか。


クスクスと笑いながらそういうとリビングの冷蔵庫からお水を持ってきてくれた。


お水は諒さんね。

あっ、俺?

 

そう言ってて渡すと嬉しそうに口にしてくれた。

その様子を見ていて思い出した。あのお水は眠る前に飲み干していたこと。💦


お水思い出した。。

老化なのか気持ち良すぎて記憶が途切れたのか?

前者かな。💦

ほぅ。気持ちよくはなかったと。。

いや。。そうじゃない。。

ほぅ。気持ちは良かったけど物足りないと。。

それも違うって!

ほぅ。気持ちよくて満足したけど記憶が途切れるほどではなかったからもっと頑張れと。。

ちがう。。

体見た?

ううん。

見てみたら?


そう言われて鏡の前に立ってボタンを外すと沢山の痕と縄目が綺麗に残ってた。

後ろから剥ぎ取られたシャツが床に落ちて耳元で囁かれる。


ちゃんと見ろ。


数時間前の情事の痕跡を目にしながら諒さんの腕に身を任せる。嬉しそうな諒さんは静かに囁いた。



ここから別の試合が始まるぞ。



吐き出した私はくるりと向き合って抱きついた。



三井の名セリフここで言う?

昨夜とは違うからね。(笑)



何気にスラダンにハマってくれていた諒さんが嬉しい照れ照れ