秋風三方原

秋風三方原

生まれ変わルネッサンスです

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この記事は
「アイドルは好きだけどアイドルネッサンスは未見だという方」
あるいは
「フェスでしか見ていない程度の方」に向けた記事でございます
これが何かを動かすきっかけになることを期待して筆をとります

1stワンマンからおよそ1年


少し古い話から入ろう
昨年の10月4日に恵比寿ガーデンルームにて
アイドルネッサンスの1stワンマンライブが行われた

題して「アイドルネッサンス 1stワンマンライブ エビスではじまるネッサンス!!」
なんとも無骨

そのライブはアイドルネッサンスとして初のDVDとなっているが
ジャケットもやはり無骨である

全員が揃いの白無地の衣装を着て
髪を振り乱し、飛び散り額を流れる汗をそのままに
それでもハツラツと笑う姿だけが並べられている

ももいろクローバーZの躍進以来、衣装は非日常性を極め
きらびやかで色とりどりの姿はステージを一層現実とは隔絶した夢の空間という印象を与える装置になった

アイドルネッサンスはデビュー以来白無地を通している
それは少女の素朴さ、清廉性、純粋さの象徴のように舞台下には映る
そして同時に、そこにはごまかしのきかなさがある

他のアイドルがごまかしているわけではなく
白一色であることで、一層如実にその服の下の人間性、表情、個性が現れてしまう、ということだ

さて、1stワンマンのセットリストは全22曲だ

M1 夜明けのBEAT(フジファブリック)
M2 流星のサドル(久保田利伸)
M3 PTA ~光のネットワーク~(ユニコーン)
M4 異邦人(久保田早紀)
M5 Lucky(スーパーカー)
M6 星のラブレター(THE BOOM)
M7 タイム・トラベル(原田真二)
M8 Good day Sunshine(SAWA)
M9 恋する感覚(Base Ball Bear -Feat.花澤香菜-)
M10 う、ふ、ふ、ふ、(EPO)
M11 ガラスのジェネレーション(佐野元春)
M12 夏の決心(大江千里)
M13 YOU(大江千里)
M14 太陽と心臓(東京スカパラダイスオーケストラ)
M15 ミラクルをキミとおこしたいんです(サンボマスター)
M16 ドカン行進曲(己編)(THE イナズマ戦隊)
M17 あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう(岡村靖幸)
M18 手を打ち鳴らせ!!(THE イナズマ戦隊)
M19 ガリレオのショーケース(UNISON SQUARE GARDEN)
M20 17才(Base Ball Bear)
EN1 シャングリラ(チャットモンチー)
EN2 日曜日よりの使者(THE HIGH-LOWS)


「名曲ルネッサンス」というコンセプトのとおり
作っている人もターゲットも違うこの名曲を歌いこなすわけだが
ただのカラオケに終わっていない
編曲の妙もあるだろうが、ハモリを入れて、ちゃんと自分たちの楽曲にしている

気になる曲があればyoutubeで検索すれば(ワンマンのものではないが)大抵は出てくる
しかも公式がアップしている
ライブ映像を出し惜しみしないのもこのグループのすごいところだ
ちなみに公式の動画の「ライブ動画 」だけで、現在109本もある


魂で走る者たち


曲の良さはソニーが用意したアイドルネッサンスという「設定の強さ」である
だが、先のワンマンライブの特異性はほかにある

それはM19のガリレオのショーケースまでノンストップであるという点だ

編集でもなんでもなく、記念すべき大箱でのワンマンライブで
19曲終わるまでMCの一つすら用意されていない
(ちなみに19曲目終了時のMCもわずか1分程度しかない)
他のアイドルグループをそこまで知っているわけではないがそんな無茶をする話を聞いたことはない

どれだけいい曲と舞台が用意されていても
それを突っ走れるか、走り切れるかは個人の力だ

後半のアップテンポな曲を観ていると、自分が何を観ているのか分からなくなってくる
これはキラキラ眩しいアイドルのコンサートなんだろうか
汗を拭く暇さえなく、顔に張り付いた髪を頭を振ることで払い
それでも最後の最後まで笑顔で歌って踊る

これは後になってから分かることだが
この日、スピーカーの影響で彼女たちは途中からかなり音が聴きづらい状態だったらしい
音をとるのに必死だったと後日語るけれど
そのことを知っていても彼女たちの表情からそれを伺い知ることは出来ない
いや、知ったからなおさら、この笑顔は何なのだろうと畏怖さえ覚える

彼女たちは魂をガソリンにして走っているのだ

こんなことが出来る人がどれだけいるのか
一人の脱落もなしで、それをやり切れるものだろうか
誤解を恐れず、主観全開で言うなればアイドルネッサンスは
「何者にでもなれて、それでいて確実にオンリーワンなグループ」である

先ほど述べた、公式動画から一つ挙げると
1stツアーのラストで歌われたアカペラの「Funny Bunny」の動画は
おそらく同じ時空間を共有していない人でも感じ入るところがあると思う
曲の良さや上手さもさることながら
ありていに言えば「エモい」ので、刺さる人が多いのではないだろうか




石野理子という可能性


アイドルファンという狭い世界ではそれなりに知られているけれど
このグループの歌唱の中心は、広島出身の高校1年生の石野理子だ
アイドルネッサンスがアイドルネッサンスであるための、竜骨たる存在である

実際は(Funny Bunnyの動画でも分かるように)石野だけでないからこのグループは強いのだが
それでも歌唱における石野理子の存在感は圧倒的だ

perfumeやSU-METAL(BABY METAL)といった世界規模で活躍する歌い手を輩出した
名門広島アクターズスクールの出身である彼女の歌声は
「アイドル」という枠で見るにはあまりにも本格的で、低く、強く、太く、深みがある
(それを許容するのが現代の「アイドル」の懐の深さでもあるが)

例えば7月に出たシングル「君の知らない物語」



特に5分あたりのソロを聴いてもらいたい

「真実は残酷だ」

この「残酷だ」の「ざ」を重厚に歌える15歳がどれほどいるのか
魂を削りながら進むグループの中心にいることで
更に加速度的に成長をすると考えたら、なんとも末恐ろしいではないか

そして、その石野理子が
9/22マツダスタジアムで行われる広島カープの試合で、なんと、国歌を独唱する
(今書いているのが9/22の朝5時なのでまさに今日これからだ)

1年前500人の会場で1stワンマンをした彼女たちだ
そのあと2nd、3rdと重ねてようやく1000人規模までたどり着いた

そんな規模のグループの1人が満員(既に完売済み)のマツダスタジアムで
数万人を相手に一人で歌う姿が想像できるだろうか
しかもそれが歌手としてではなく、アイドルとしてだ
ちょっとゾクッとこないだろうか

群雄割拠だ戦国時代だといい、栄枯盛衰の激しいアイドル界
天空の超メジャーアイドルはさておいて
階段を一段降りるだけで、そこはパイの取り合いである
とても「活性化」とはいえない混沌とした状況だ

その中で、超メジャーとは言い難いアイドルの一人が国歌の独唱である
これは、アイドルの可能性の一つ、希望の光とも言えるではないか


本題

さて、そんなエモーショナルなグループ「アイドルネッサンス」の魂をちょっとでも観たくなった
アイドルにして国歌独唱という大役を果たす石野理子の歌をちょっとでも聴きたくなった
そんな方はいらっしゃるだろうか

もし少しでも興味を持ったら
11/6 Zepp DiverCityで行われる4thワンマン
「お台場で迸(ほとばし)るネッサンス!!」

に来てみませんか?

Zepp DiverCityはオルスタで2000人規模
椅子が前方にある予定なので1500人程度だろうか
いずれにせよ、その規模の会場を埋めるにふさわしいパフォーマンスを見せることは間違いないだろう

今年6月に2人加入し、8人となったアイドルネッサンス
清廉にして情熱的、ノスタルジックでありながら先鋭的な彼女たちが
その魂を糧にして、更に加速していく様子をぜひ一緒に楽しみましょう


前置きを少々


埼玉の中学生のほとんどが受験する、北辰テストという模試があります
(あまりに当たり前にあるので、他の県にはないってことを知らない中学生も結構います)

埼玉の受験はちょっと特殊で
その模試を受けて偏差値をある程度とっていないと入試でかなり不利になります

逆に言えば、学校側の提示する数字をクリア出来ていれば
「個別相談会」という学校との事前相談によって確約をもらえます
(学校側は「確約」という言葉は使えないので「大丈夫です」というあいまいな言い方をします)

この模試は私が中学生の頃(20年以上前)には既にありました
つまり長い不況の時期もずっとあったわけです
そうなると、学校側が確約をくれれば不確定な受験をしなくて済むわけです
(私立高校の受験料はおよそ15000円ですから、バカになりませんからね)
確約をもらえていれば受験校1つでいいわけですね
これはお財布と精神に優しいですね(いろいろ問題もありますが)

ですので、確約がもらえれば、三教科0点とかでない限りは
受験すればほぼ100%合格します
受からせないわけにいかないんですよ
「あそこの学校は確約くれたのに受からせてくれなかった」って言われたら敬遠されますから
受験料は大事な収入源ですからね、口コミには敏感です
(これを言うと受験生が勉強しなくなるんで塾では生徒には伝えません)

前置きが長かったですね

さて、具体的に話を聞けるわけではありませんので
何が苦手で何が得意でどれぐらいの点数がそもそも取れるのか分かりません
ですので、最低限戦える情報だけ書いておこうかと思います

個別相談の資料として持っていけるのは「3科あるいは5科の良い方2回」ってところでしょうか
理科社会が得意かどうかは知りませんが、3科に絞って話しておきましょうね
あ、正確には数学と国語です
英語は頑張ろう!



基本的なこと


この模試の結果が出たあと
その正答率によって全ての問題がA~Dのランクに分けられます
受験の翌々週の木曜か金曜に返却されるので見ておきましょう

Aが正答率が高かった問題でDが難しかった問題です
私はこれをざっと20年分ぐらい(150回分ぐらい)分析しました

するとですね、AとBが全部できると偏差値は55~58ぐらいまでいくんです(Bで正答率70%ぐらいです)
私自身がここ3年ぐらいは埼玉の高校受験から離れているんですが
それでも多分ここはそんなに変わらないかなと思います

つまり、何が言いたいかと言うと、皆が出来る問題だけ出来ればある程度の偏差値は取れてしまうということです

模試になれていないと頭から順々に解いたり、あるいは難しい問題にも全部同じテンションで挑んでしまうんですが
模試っていうのは基本的には点取りゲームなので、何点重ねるかが問題なんです
そのためには簡単な問題だけを解いて、難しい問題は放置でもいいわけです
いわゆる「捨て問」というものです




数学

この模試は比較的易しい問題が多いのですが
それでも数学では明確に捨て問が存在します
特に大問4(3)なんてのはいつもそうです
大して配点も高くないんでうま味が少ないですね
これは偏差値70を欲しい人のための問題です
無視です、無視

埼玉は公立受験の数学が全国的に見ても難しいんでそれの影響かもしれませんね

ただ、数学に絞って言うなら
大問1(基本的な計算問題や小問集合)が全て出来ると実はそれだけで平均点になっちゃうんですよ
ってことは数学が苦手なら大問1だけ3回やり直したら偏差値50確保ってことですね

それプラス出来そうな問題を
(塾に通ってない女の子だと図形はしんどいかなと思うので関数か方程式か)
数問やっておけば55~うまくいけば60ぐらいはのっかるかなと思います



国語

国語は専門なので長いですがご容赦を

国語は基本的にはスピード勝負です
実は数年前から出題傾向が変わりまして
文章題2題、漢字、言葉の知識(文法や古文など回によって変わる)
そして何より課題作文が出題されるようになりました

これは完全に埼玉県公立に寄せて作っています
(私立の入試資料だけっていう立ち位置じゃダメだって思ったんでしょうね)

正直言ってしまえば問題は別に難しいものはほとんどないんですが
50分でこれを解ききるのは準備無しだと結構厳しいなと思います

ですので、まずは時間配分をあらかじめ決めてしまうべきです
例えば、漢字と言葉の知識を合わせて3分
(10月は古文なので合わせて5分)
文章題を1つあたり10~15分(説明文より物語の方がおそらく時間がかかります)
そして課題作文のために15分ぐらいは用意しておきましょう

50分を十分に使うために、〇分までに漢字、〇分までに大問1の小説を終える
などのシミュレーションをしておくといいでしょう
もし時間が終わらない不安があるなら書店に700円ぐらいで過去問売ってますので時間を計りながらやってみましょう


さて、作文です
実際に参考とされている埼玉県公立の入試を見ると
16点分もあるのに、0点という人がそこそこいるんです
というのは、これは字数制限に足りなかった、あるいは書かなかったからです

国語の作文というのは内容が優れている必要はありません
なぜなら人格や性格の良しあしを見る教科ではないからです
そのため、正しい日本語が使えていて、条件に合っていれば勝手に作文は満点になります

埼玉の作文は必ず
「自分の体験(見たことや聞いたことも含めます)をふまえて」
という条件がつきます

また、ざっと過去問を見ると「Aか、Bかの立場を明らかにして」という条件で書かされます
これはどっちを選んでも得点に関係しませんので
「自分の体験が書きやすいもの」を選んでください

3段落構成で書くといいでしょう

1段落目に「私はAです」と書いて立場を明らかにします。
そして一言で理由を書きます(なくてもいいです)
2行ぐらいですぐに改行します

2段落目に体験を書きます。
体験だと分かるように「以前私は、」という書き出しから始めるといいでしょう
ちなみにこの体験はウソでも構いません。誰も追及しません。
書きやすい体験談を30秒ぐらいで考えましょう
この段落が一番ボリュームが大きいです

3段落目にまとめとして、1段落で書いた結論をもう一度書きましょう
「このように」とか「以上の体験から」などと書き始めるといいでしょう


最初に作文の時間を15分と書きましたが
このパターンで書く練習を3回ぐらいすると慣れてきて
早い人だと5分ぐらいで書けてしまいます

繰り返しますが、内容が優れている必要はありません
素早く、正しい日本語で(誤った日本語は減点になります)書ければいいんです
つまり、つまらなくていいということです


続いて、記述問題(自分で考えて書く問題)です
5年ぐらい前は出なかったんですがね、時代が変わりましたね
記述問題とは言いますが、ほとんど抜き出し問題です(本文中の書き抜きを手直しする程度)
理由は簡単で、とんでもない数の人が受けるからです
パートのおばちゃんが2週間弱で数万人の採点をするんですから
複雑な問題を出せるわけがないんですね

先ほども書きましたが、問われている内容は大して難しくないんです
(数学と逆で、埼玉の県公立の問題が簡単だからでしょう)
そのため、記述だから、という理由で飛ばす必要もなく、しかもひねった解答をする必要もありません
ここの段落だ、とアタリが付いたら書いてしまいましょう
アタリが付かなかったらすっとばしましょう
抜き出し問題も同じです

あと、これは根本的な問題なんですが
国語は「設問に正しく答える」ということが一番大事なんですが、これが出来ない人が多いんです
どういうことかと言うと
「昨日は何を食べた?」と聞かれて「美味しかった」と答えてしまう
そういう、あきらかにおかしいことが、なぜか国語の問題ではしょっちゅう起こるんです

一番わかりやすいものは
ふさわしくないものを選んで記号で答えなさい」という問題です
間違っているものを選ぶはずなのに、正しいものを選んでしまう人がかなり沢山います
特にこの模試では、ほぼ毎回この形式が出題されます
平均1~2問は毎回出てきています
特に、頭の疲れてくる、文章題の後半の問題で「ふさわしくないもの」を聞いてくるんです
いやらしいですね
繰り返しますが、国語は「何を問われているか」をつかめば勝ったようなものです

よく「見直しをしろ」と言われますね
数学だったら計算をやり直すし、英語ならスペルチェックやピリオド抜けがないか見ますよね
国語って何を見直せばいいんだろう?って思いませんか?
答えは「何を聞かれているか」を見直すんです

「ふさわしくないもの」を聞いてるのに「ふさわしいもの」を選んでいないか
「父の気持ち」を聞かれているのに「私の気持ち」を答えていないか
そういうことをチェックしていくといいと思います



終わり

大体こんなところでしょうか
国語が得意な気がするのであんまり参考にならないかもしれませんがね
それでも戦い方が分かってると気持ち的に楽になるかなと思います

さっき過去問の話を書きましたけれど
3科のうち苦手なものだけでも買っ(たり友達のをコピーしたりし)て
上記の内容を試してみると多少なりとも数字に出るかなと思います

うん、英語は難しくない!
がんばれ!超がんばれ!