身内ネタを含みます
同性愛表現を含みます
小説というよりは妄想を書いただけです
それでも大丈夫な方は読んでくださるととてもうれしいです!
生まれた頃から自分は身体が弱く、病室から外に出ることは許されなかった。
だから、私の知っている外の景色は窓から見える景色とテレビの中の景色、それと写真の景色だけだった。
私は窓から見える景色が一番好きだった。
特に夕焼けが沈んで夜になる瞬間が好きでたまらなかった。
病院の外でなんて贅沢は言わない、せめて病院の屋上でこの世界を見渡してみたい、そう思った。
けれど、私の病状は横一線、治るわけでもなく悪化するわけでもなかった。
そんな生活が何年も続くと「ここから一生出ることはないのでないか」という不安が出てきた。
嫌だ。
そう思った時にはもう私の足は屋上への階段をかけあがっていた。
いつもより鼓動が早い、でも苦しいわけじゃない。
これは、なんというか興奮だ。今から私の世界が変わるかもしれない、そんなことへの。
時刻は私が見たい景色、夕焼けから夜へと変わる、そんな時間だった。
病院のアナウンスで私が病室から消えたことが伝えられていた。
医者たちのざわめく声も聞こえた、けれど病室へ戻る気などはなかった。
そしてついに屋上のドアノブに手をかける。
深呼吸をして、扉を開けた。
そこには沈んでいく太陽と一人の少女の姿があった。
少女の髪色がまるで青空のような水色で、綺麗だ、の一言が頭に浮かんだ。
扉をあけた音で人が入ってきたのに気付いたようで彼女はゆっくりとこちらを向いた。
彼女の顔立ちは幼さは残っているが淡麗だった。
瞳は髪と同じ色をしていて吸い込まれそうな感覚に陥った。
鼓動が先ほどより早くなる。
頬が染まる。
身体が動かない。
彼女のことで頭がいっぱいになる。
そのすべての出来事が彼女と目を合わせた途端に起こった。
彼女も自分と同じ出来事が起こっているだろうことは顔見ればわかった。
お互いに一目で恋に落ちたのだ。
「私の名前は、柚雨樹です」
「カズキです、カズ、でいいです」
恋に落ちた次の日に医師から告げられた余命三ヶ月は幸せになるにはあまりにも短い期間だった。
つづく?
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