「第四回東長援会」参加御礼 | 東北を緩やかに長期的に応援する会

東北を緩やかに長期的に応援する会(仮)のブログ 13日は「第四回東長援会」にご参加頂き、誠にありがとうございます。
最終的に48名の方に参加頂き、当会としては今までで最高の参加者数となりました。

震災から10カ月がすでに立ちました。

世間の興味もだんだんと薄れつつある今。また、普通の飲み会や交流会ではなく、
講演パートがあり、会費もやや高め、しかも平日と言う条件にも関わらず、
大勢の人に参加して頂き、心からにうれしく思いました。

メインゲストの小野さんがこうおっしゃってました。

「被災地と関係のない人がこんなにも集まり、自分たちが出来る事を
真剣に考えている事に正直驚いた」

・・・・・私の感想も小野さんと同じで、7割の他県の方が3割の被災県出身者
語り合い、コミュニュケーションをとり、どんどんとつながっていく姿を司会席から
見ていて、胸が熱くなりました。

当会のコンセプトの一つ「コミュニュケーションエンジン」としての役割を
どうにか果たせた・・・と思ったからです。

また、会の参加者をリストで見ると、その多様性に驚かされます。
地域も沖縄から東北まで、職業もフリーランスから経営者まで、
年齢も20代から50代まで・・・・

一つの「復興」と言うタグでつながる人たちの層の厚さを実感致しました。

実は、何らかのボランティアや支援団体に参加してる人の方が少数と言う
事に気づかれた方もいるのではないでしょうか??

それは当会が「支援活動をする方」も大切ですが「自分の出来る範囲で考えたい」
と思う人も大切な復興の力になると思っているからです。

実際にボランティアや支援活動をしている方ばかりに注目が集まるのは当然ですが、
「しっかり働き、自分の持ち場を守る」「被災地を心に留めておいてくれる」事も
大切な「支援活動」だと私は思っています。

一握りの人の頑張りで復興が成し遂げられるほど、今回の災害は甘くありません。

被災された方、支援の最前線に立つ人、後方支援をする方、気にとめてくださる方・・・
みんなの力が集まってこそ初めて成し遂げられるのが「復興」だと私は思います。

当会は今後も広く様々なジャンルの人が参加しやすい運営を目指し、
及ばずながら復興の後方支援を行っていきたいと思っています。

最後に・・・

・メインゲストの小野食品株式会社 代表取締役 小野昭男さん
(三陸小野屋HP:http://www.shop-onoya.com/

・報告をして頂いた大槌消防団を支援する会の代表 伊藤真悟さん
http://大槌町消防団を支援する会.homepage.jp/

お忙しい中資料を揃え、講演をして頂きありがとうございました。
生の声、みなさんの心にしっかりと届いています。

・映像担当して頂いたヒーリングソリューションズ 代表取締役 水野 博文さん
http://blocks-cms.biz/

・写真を担当して頂いたソーシャルビジュアライザーの山本大介さん
http://d.hatena.ne.jp/kumadaiworks/

技術による運営支援ありがとうございます。
映像や写真に疎いので本当に助かります!

そして、参加頂いた皆さま、お忙しい中お越しいただき本当にありがとうございました!
次回は4月を予定しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

東北を緩やかに長期的に応援する会
菊池一弘