怒涛の夏を終え、年内新たに弊社でサービスを3つスタートします。
近日ローンチします。
そして何より、7月、8月はとてもとても濃い2ヶ月でした。
@Dream World 2015を主催して





@MALIBU BEACH BARを運営して


@みつあめくん反省。。。笑

残り3ヶ月全力で突っ走ります。
【さて、ここからが本題です。】
皆さん、年金は何に連動しているかおわかりでしょうか?
日本の年金は3つに連動しています。
1.給料
2.物価
3.マクロ経済スライド
物価連動は2005年に終了しましたので
今はマクロ経済スライドに連動していいます。
マクロ経済とは?
社会情勢(現役人口の減少や平均余命の伸び)に合わせて、年金の給付水準を自動的に調整する仕組みです。
【日本の年金は積立方式ではなく賦課方式】
まず我々日本の公的年金は積み立て方式ではない!
積み立て方式とは何?
毎月毎月積み立てていた年金をリタイアした時に受け取れることです。要は民間の保険会社です。
【私たちの年金は賦課方式】
賦課方式とは?
人口をピラミッドにするとまず現役世代と年金受給者の二つに分かれます。
現役世代は厚生年金保険料が毎月給与明細から引かれてますが
それは自分の将来の年金ではなく「年金機構」に支払われ年金機構から受給者のもとへ支払われています。
なので1円たりとも将来自分の年金になっているわけではないのです。
つまり厚生年金とは、「世代を越えた仕送り年金」と考えると分かりやすいかもしれません。
ということは、少子高齢化が進むと賦課方式が成り立たなくなり、保険料の金額が上がったり、支給年齢が上がっていくのです。
そもそも賦課方式の概念は人口がずっと増えていけば成り立ったのです。
【5年に1度に発表される年金財政検証結果】
厚生労働省が5年に1回年金財政検証結果を発表します。
2014年に発表された財政検証結果は
受給年齢、段階的上げ
保険料納付、5年延長
株式活用、利回り高く
更に肝心な内容があります。
【給付抑制】
年金額を毎年1%程度ずつ確実に減額する仕組みの検討
年金水準は歳をとるほど低下していきます。
現在65歳の方は20年後3割減
ですがこれはまだいい方です。
一番問題になってくるのが【現役世代】です。
35歳の方が70歳になり夫婦2人で年金生活を送った場合、
今の年金額24.7万/月 をもらうためには
現役世代の手取り月収52万
平均年収840万
35歳の方が80歳になり、同じく24.7万を維持するには
現役世代の手取り月収59.1万
平均年収960万
そこまで日本が成長しないともらえないということです。
ですが円の価値で見たら80歳の支給額は24.7万円は現在の10万程度価値にしかならないのです。
要するに、国は価値の下がった20万円を月に支給すればいいだけなのです。
果たして自分たちが受け取る24.7万円は将来どのくらいの価値になっているのか、、、、、、
考えただけでも恐ろしいですよね。。。
次に受給開始年齢を現在の65歳から67.68歳へ引き上げ
ここに関しては本当に67.68歳で受給で来たらハイパーミラクルラッキーです。
更に付け加えられたのが【 保険料の引き上げ】です。
2004年時は13.58%
(労使折半 6.8%)
同時に2004年の財政結果で言われたのが保険料を毎年0.354%ずつ引き上げ2017年9月以降は18.3%(折半9.15%)に固定される。
とのことでした。
しかし、2014年の財政検証では【やっぱり無理でした。】ということ。
18.3%で固定している保険料率をこれから更に引き上げていきます。
つまり会社に勤めている方々はさらに社会保険料が上がっていき生活が厳しくなることが 明確になってきましたね。
尚且つ、マクロ経済の制度改変も検討していきます。。。。。。。。。。
今の現役世代は年金を真剣に考えなければならないんです。。。。笑
よくライフプランを組んでいる方がいますが
今回の財政結果でこれまでの基礎部分が崩壊しました。
もう一度しっかり計画を立てましょう。
一番リスクは長生きです。 待ちに待った老後生活です。
楽しく過ごす為にも将来の年金額をしっかり算出しましょう。
最後に、無知な国民の犠牲が出ることは容易に想像できますが、今はもう『自己責任』の時代です。
国際的に『財政健全化』を要請されている日本にとって是が非でも成功させたい政策なのです。
