ロジェ

この作品、タカラヅカでなくて欧州や米国で公演したら、
社会的議論を巻き起こすだろうな。
なんとなくメンゲレやアイヒマンを想起したので、
ヴィーゼンタール機関とメンゲレアイヒマンを検索してみた。

ヴィーゼンタール機関って実在したんだね。
ユダヤ人のヴィーゼンタールがナチス戦犯を捕まえるために作った機関。
この機関はブエノスアイレスでアイヒマンを捕まえた。
メンゲレの所在もブエノスアイレスで突き止めていたのに拘束しなかった。

アイヒマンはユダヤ人を強制収容所に送る責任者。
ブエノスアイレスで捕まり、イスラエルで裁判を受けた。
でも、みんなが想像した極悪非道な人ではなく
くそがつくほどまじめな官僚だった。
上官に言われたとおり、たんたんとユダヤ人の輸送計画をつくり、
遅れがでないように強制収容所に送っていただけだった。

メンゲレは人体実験を行ったナチスの医師。
このメンゲレもんみんなが想像した極悪非道な人ではなく
長身でハンサムでとてもやさしい医師だった。
彼も純粋な医学として人体実験を行っていた。
ブエノスアイレスで一度は見つけたものの拘束せず、
結果的に逃げきった。

キタロー演じるシュミットは実在したメンゲレがモデルですね。
24年間も追い続けていた父母妹を殺害した医師は極悪非道ではなく、
長身でハンサムで心やさしい医師だった。

強制収容所の医師としてユダヤ人を逃がし、
そのために銃殺されそうになり、逃亡した。
食料を確保するために入った家でいきなり住民から発砲された。
ここまで逃げおおせたのに、
ここまで生きてきたのに死んでたまるかと
思わず少年一人を残し、家族を殺してしまった。

プロローグのシルエットでは自分を殺してもらうために少年を殺さなかったように見えたのだけど・・・

ハリー、あそこのキタローのセリフは「自殺するのが怖かった」ではなく、
「君に殺してもらおうと思って今まで生きてきた。」の方がいいと思う。
メール送ろうかな?

最後のとってつけたような組子全員のお見送り場面だったけど感動してしまったよ。

ロックオン

今日は2階1列1番!
$Takarazuka De BRAVO!!

隣の席の人が遅れてはいってきたため、
プロローグのちかさん登場場面が見えず、残念!

ムーンウォークまがいがあったりとプロローグは完全にMJのオマージュ。

今日はブルースだったのか、ラテンだったのか
パンフを買っていないのでわからなかった。
二回目だけど、初回との違いもわからず・・・

あの月のシーンは恰好良いなぁ。

初回はB席だったので、良く見えなかったけど
みなこちゃん、頑張っています。
姫も活躍の場があって良かった、良かった。

来週は観劇予定なし。
今日で13週連続14回観劇は終了です。
でも、一週あけて、ロジェ、ロミジュリ、ロジェ、サブリナと続くんだよね。