「妻は家庭を守る」に反対!ついに5割超す



内閣府が29日発表した男女共同参画社会に関する世論調査によると、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」との考えに反対する人の割合が52.1%と1992年の調査開始以来、初めて半数を超えた。賛成は44.8%。内閣府では「男女の役割分担を固定的に考える傾向に変化がみられる」(男女共同参画局)と分析している。

 ただ現実の家事分担では、妻の仕事として「食事の支度」を挙げたのが85.6%、「掃除」も75.6%と高い。仕事と家庭のどちらを優先するかでも「仕事を優先する」は女性の17.3%に対し、男性は40.2%。男女の仕事と家庭に対する考え方には依然開きがある。

 一方、結婚観や家庭観では「結婚しても必ずしも子どもを持つ必要はない」との考えに反対の人が59.4%と2004年の前回調査に比べ8.1ポイント上昇。「結婚しても相手に満足できないときは離婚すればよい」との考えに反対の人も47.5%と同7.4ポイント上昇し、賛成の46.5%(同4.6ポイント低下)を逆転した。(18:54)


女性の社会進出というリベラルな項目と
子どもや離婚反対など保守的な項目が共に高率なんですね。

たぶん女性の社会進出は
経済的な理由から
妻にも働いてほしいと思っているだけで
男女共同参画からではないと思うけど・・・
だから、家事分担などは低いまま・・・

そもそも政府の男女共同参画も
女性を労働力としてしか見ていない。
経済的な理由で妻も働きにでざるを得ず、
子育て支援サービスと言う新たなビジネスが生まれ、
8万円の給料をかせぎ、
子育て支援サービスに6万円を払う。
国のGDPは確かに増えるけど・・・


これが人権意識からなら、
いじめや生活保護の切り捨て、
医師不足、障がい者自立支援法など
の人権侵害がは起こらないだろう。

基本的には保守化が進んでいるのかな?
安倍ちゃんの「戦後レジームからの脱却」って
戦前に戻れ!と言いつつ、
経済政策はネオリべと歪んでいたから、
同じかもしれないね。

貧しかった頃は妻だけでなく
子どもも働いてました。
戦前の挙国一致体制で女性は銃後となり
高度成長期はその体制をそのままにして
経済戦争に突入したわけで・・・
安倍ちゃんの戦後レジームって
この戦前からの体制のことだったとしたら、
支持したんだけどたぶん違うね。

それにしても内閣府の分析も甘いし、
各メディアはどこも同じで掘り下げがないなぁ。