新しい仕事についた
ホームレス自立支援センターの相談員
と言う仕事
帰国してからはずっと両親の事もあり
収入が上がるまでに時間のかかる
ネイルの仕事ではなく
手っ取り早く割とお金になる
派遣社員として働いてきた
主人からは
「りべかの仕事はこんな仕事じゃない
お金にならなくても
りべかのやりたい事をして欲しい」
とずっと言われ続けはしたものの
この田舎ではネイルの需要もなければ
海外で身につけた英語を生かせる仕事もなく
私にとってはきついだけの工場で
単純作業に汗を流していた
そうこうしているうちに
腰や肩を壊して工場での仕事に限界を感じて
生まれて初めて仕事を探しに職安へいった
私のネイルの経験や
英語を活かせるような案件を
いくつか提案されたけど
どれもこれも魅力を感じる事が出来ず
職安の人も困っていた w
職安にきて初めて痛感したのは
40過ぎた女には選べる程仕事がない
と言う事ww
いやぁ 本当にそれは厳しい現実
職安の担当者が困り果てて
ほかに何かキーワード下さいと言われ
う〜ん
人の人生に関われるような仕事ないですか?
と聞いた
そこで出てきたのが
ホームレス自立支援センターの相談員
昔ネイルを始めるまえに
ネイルの仕事をしている自分を想像して
ワクワクした時と同じような感覚
その仕事がしたい!!!!
と思って応募した
職安の人からは給料少ないですし
英語出来て海外生活の経験もあるんだから
もっといい仕事出てくると思いますよ?
と言われたけど
もう その仕事が出来なかったら
仕事はしたくないとまで思っていた
給料はこれまでの半分にもならないw
それでもその仕事がしたくてたまらなかった
そして出社1日目の新人研修
午前の研修を終えたところで
前日亡くなった入居者の葬儀があり
いい勉強にもなると言う事で参列する事になった
同じ時に入居した同期のおじちゃんが
亡くなったおじちゃんの思い出を語り
最後に棺桶のおじいちゃんの周りに
皆で献花をし私もその列に並んで花を
おじちゃんの顔の横に添えた
昔よくいた野良犬のように
どこかの駅や公園で1人ぼっちで亡くなっていてもおかしくない人生
親族は誰一人顔を見せなかったものの
1人ぼっちではなく
その死を悼んで涙する人に出会え見送られて
これまでにもいろんな葬儀に出席したけど
あんなに温かい気持ちになった葬儀は初めてだった
孤独な人に寄り添う
そんな仕事
これまでボランティアという形では
いろんな事をしてきた
でも寄り添う事が私の仕事になった事が嬉しくて
久しぶりに説明しようのない喜びと温かさを自分の中に感じています
何年か前に
あなたは電気毛布のような人です
と言われた事を思い出した
孤独な人達の電気毛布になっていきたい