一般的には談合は悪い事だと言われています。
そして、そのように見せるために仕組みが出来上がっています。
テレビや新聞などのメディアは表面的なとこしか取材しないので全くわかってません
だからテレビでこの辺りが議論になるとき、「建築会社が談合するのは・・・」ってこと言います。
建築と建設の違いわかってないんです
建設業の中に建築があり、建築とは家やビルなどの建物を建てる仕事です
そして公共工事全体から見るとわずか1割程度です
談合の9割は土木工事です
「箱物行政は良くない」とか言って、税金で建物立ててるって話が出てきますが、あんなのはほんのわずかに過ぎないんです。
道路を作ったり、橋をかけたり、河川の造成したり山の土留め工事したり、湾岸整備したり
こういうのはみんな建設業の中の土木工事なんです
そして公共工事の9割はこの土木工事です
そして談合はほぼ全てこの土木工事で行われています
日本のマスメディアはこんなことさえ知らずに報道しています
さて、本題に戻りますが、談合は悪ではないのか?
そもそも談合とは何か?
例えば国・都道府県・市町村などが、例えば道路工事を必要とするとき、
その工事に参加したい建設会社に打診して入札を行います。
入札を簡単に説明すると、入札に参加する各建設会社が見積を提出して一番安かった業者が仕事を受注する仕組み
(正確には一番安い業者ではないのですが理解するために簡単に説明しています)
談合とは、入札に参加する建設会社が裏で繋がって、あらかじめ金額を調整して入札する行為
談合しなければ純粋に一番安い会社が仕事を受注しますが、
談合すると例えばA社が「今回はうちが8000万で落札するから、皆さんはそれより高い金額で入札してね」と決めておきます。
すると8000万でA社が落札することがあらかじめ決まってしまいます
もし談合をしなければこの工事、7000万で受注する会社がいるかもしれません
なぜそんなことをするのか?受注する会社以外のメリットは何なのか?
単純です。
今回はA社、次回はB社、その次はC社・・・って感じでみんなで仕事の回しっこするんです。
本当に入札してしまったらお互い安くて利益が出ない仕事をやることになります。
しかもそれでさえ仕事の奪い合いになります。そもそもそれが入札の仕組みですから。
しかし談合しておけば、ある程度利益の出る金額で仕事を受注でき、それを奪い合いではなくお互いに分け合うことでその業界は共存共栄となります。
談合は一見、自分たちの利益確保のための不正行為なので表面的に見ると悪となります
しかし、この仕組みのせいで談合せざるを得ない形になってしまっています。
「こんな事したら企業がつぶれて経済に・・・・」という話ではありません
そもそも、この仕組み自体が役所の正当性を証明するための仕組みであり、本当はこんな仕組みにしないほうがよほど税金を無駄遣いせずちゃんとした工事ができます。
その業界に携わっている人ならみんな知ってる当たり前のこと
最近では談合してない公共工事が増えてはいますが、それでもほとんどは談合で決まっていることでしょう
でも世の中のほとんどの人は知らずに「談合は悪だ」と思いこまされています
だって入札・談合の実態や裏側を知らないですからね。
ではその実態や裏側とは何なのか?
長くなるので続きは次回で
ちなみに私は建設会社ではありませんし、役人でもありません
しかしその場に直接かかわる仕事をしていましたし、むしろ双方の意図を汲み取って仕事を進める立場にありました
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