優しかった元彼

ツヴァイで数ヶ月婚活をしているアラフォー負け犬系女のりあるです。

５歳年上の会社員の元彼と別れた後もやり取りを続けていてたまにご飯を食べに行ったりしていたわたくし。

別れて２年(いや、もっと)経つものの、まだ元彼のマンションに荷物が残っておりました。

そんな元彼、夏から海外転勤が決まりマンションを退去するため私の荷物を片付けに行って参りました。

一緒に住んでいた頃は私は派遣社員だったので仕事の契約が切れてしばらく無職なことも

そんな時も働いても働かなくてもどっちでもいいよと暖かく見守ってくれました。

自炊する時間も充分あるため毎日夕飯を作って待っていると、毎日じゃ大変だからと仕事から帰ってからご飯を作ってくれることもありました。

洗濯ものが溜まっていれば洗濯してくれ、

トイレ掃除や風呂掃除も率先してやってくれ、

朝遅くまで寝ていれば朝ごはんを作っておいてくれ、

寝起きのノーメイクのブチャイクな私を見てもそれでも変わらず優しかった

朝レンジにパンを入れようとしている彼を見て

私、レンジより焼く方がいいな

と注文を付ければ、

これは挟んだチーズを溶かすためで、この後焼くよ

と言いながらコーヒーを入れてくれたり甲斐甲斐しく世話を焼いてくれたものです。

家賃の負担を要求されたこともありませんでした。

優しかったな

それに引き換え今は

１番会っている２１番さんは甘やかされて育って来たんだろうなと言った感じで、自分の意見や趣味が最優先で彼女や奥様を思い遣れるタイプではなさそうです

今は私が合わせてる感じですがいつかぶつかるか私がストレスを感じてダメになりそうな予感がしております

私がキープ要員だから優しくないだけなのかもしれないですけどね

年上に甘えたいな

ではなぜ元彼と結婚しなかったのか、

理由は元彼の家族の経済的な問題です。

結局、

わたしは彼の家族を一緒に支えるわ

という器の大きい女ではなかったのです。

優しい元彼は家族のことも大事にしていたので、

話し合って別れを選んだのです。

あれからだいぶ年月が経ち、久しぶりに元彼のマンションに足を運び、帰り際に彼の顔を見ると涙ぐんでおりました。

別れてだいぶ経つのに

申し訳ないような複雑な気持ちになりました

散々お世話になったので転勤の前にディナーに行こうと誘ったけれど、もう会うべきではないのかな

こんなに優しい男性は後にも先にも彼の他にいないのではないでしょうか。