去年に引き続いて、今年も開催された。

時間が経ってしまったが、記録を残しておこう。

もう二週間以上過ぎてしまった。

 

今年は、京都。

発句を任せてもらえるので、提出した句。

青嵐ニザン小脇に吉田山

季語青嵐は安直かも知れないが、

ニザンに思いを込めた。

というか、ニザン以外何もない句と言えるかな。

 

ポール・ニザン『アデン アラビア』

「僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しいときだなんて誰にも言わせない。」

この有名な書き出しには、二十歳当時も、実はそれほど魅了されなかった。

 

二十歳前後を京都で暮らしたメンバーへの「挨拶」として、

重層的に連想を喚起できるのではないかと期待した。

狙いがうまくいったか否か、

出来上がった歌仙を見ても判別する能力がない。