朝田ねむい@asadanemui佐田くんの恋1/4 https://t.co/RIjvXxe9dQ
2023年01月24日 13:55
何でだろう、たったこれだけで、私はソッコー本編を探して徹夜で何回か読んだ。
あまりにも死ににつかわしくない佐田くん、その行く末が気になったのかもしれない。
だとしたら、佐田くんは相当な引力の持ち主だ。
何度読んでも、その都度新しい感情が胸に広がっていく。
一つ言うなら、佐田くんの体格や顔立ちが少年ぽかったり30歳ぽかったり、一定していないけど、良しとする。
この作品を、BLというカテゴリにいれてしまうのは惜しい。
そのせいで、読まない人が一定数いると思う。
でも、この作品で大事なことは、人間同士の関係性において普遍的に存在するテーマにフォーカスしていることであり、佐田と間宮の関係はケースの1つに過ぎない。
誰とも繋がれない、周囲との断絶を感じ孤独に生きる2人が交流しながら支え合い、気づけばかけがえのない存在になっていく。
2人とも、最後には命を失ってしまうのだけど、代わりに友を得て孤独ではなくなった。
救いがないようで救われる、えもいわれぬ感情が残される良作。
時代を問わず、青春期に通底するテーマだと思うので、孤独感を抱えている人は皆読んでみてほしい。
下巻のラストのおまけ漫画が蛇足と言うレビューもあったけど、私はあのおまけこそが命題に対する作者の回答を明確に示したパートだと思うので、あって良かった。
で、私はたまたま久々にウィノを聴いていたのだけど、좋더라 (I'M YOUNG)からPRICKEDの流れ含めてがこの作品に合いすぎて…稲妻が走り、初めてこの曲の良さに気がついた。
今まで、좋더라のこと、曲としては割と退屈だな、と思っていたのホントごめん🙏たまにとばしてたし🙏
ソロ=興味失いがち、おセンチ=白ける、辛気臭い の二段構え、ナムテの良質ボーカルしか取り柄が…と思っていた私がバカでした、曲も歌詞も初めて状況が理解できた。
こちら、情緒のカケラもない、孤独感なんぞ犬にでも食わせろや、っていう感性枯れ果て中年なんで、共鳴できてなかったーー!!
思うに、ナムテソロって言うのが鍵なんだな。
ナムテは孤独が似合う。(てか実際理解者は少ないだろうな)
だからこそあの曲が選ばれたのだろう。
ナムテの孤独は、佐田が抱えてきた孤独、間宮が抱えてきた孤独に似ているだろう。
ナムテ聴くたびに、ホント惜しいな、と思う。
ウィノのナムテはこんなに良いのに、サウスクラブのナムテはそこまで良くは無いんだよな。
これがワイジーの力なのか。それはそう。
そうすると、ますますビアイくんの無双ぶりが変態すぎて、天才かよとなる。
ふと、iKON大好きだけど、この漫画に合う曲はないな、こういう情緒の曲は無いよな〜、あんなに切ない曲多いのに、と不思議に思った。iKONの曲て、ボーカルの他にコーラスや合いの手?が入っていたりして、孤独感はないのよね。