最近マンガをよく読む。(横たわる時間多め)
 
 
ふと、Twitterで流れてきたこの漫画が良すぎた。

 

 

 

何でだろう、たったこれだけで、私はソッコー本編を探して徹夜で何回か読んだ

 

あまりにも死ににつかわしくない佐田くん、その行く末が気になったのかもしれない。

だとしたら、佐田くんは相当な引力の持ち主だ。

 

何度読んでも、その都度新しい感情が胸に広がっていく。

 

 

 

 

 

 

一つ言うなら、佐田くんの体格や顔立ちが少年ぽかったり30歳ぽかったり、一定していないけど、良しとする。

 

 

 

この作品を、BLというカテゴリにいれてしまうのは惜しい。

そのせいで、読まない人が一定数いると思う。

でも、この作品で大事なことは、人間同士の関係性において普遍的に存在するテーマにフォーカスしていることであり、佐田と間宮の関係はケースの1つに過ぎない。

誰とも繋がれない、周囲との断絶を感じ孤独に生きる2人が交流しながら支え合い、気づけばかけがえのない存在になっていく。

2人とも、最後には命を失ってしまうのだけど、代わりに友を得て孤独ではなくなった。

 

救いがないようで救われる、えもいわれぬ感情が残される良作。

時代を問わず、青春期に通底するテーマだと思うので、孤独感を抱えている人は皆読んでみてほしい。

 

下巻のラストのおまけ漫画が蛇足と言うレビューもあったけど、私はあのおまけこそが命題に対する作者の回答を明確に示したパートだと思うので、あって良かった。

 

で、私はたまたま久々にウィノを聴いていたのだけど좋더라 (I'M YOUNG)からPRICKEDの流れ含めてがこの作品に合いすぎて…稲妻が走り、初めてこの曲の良さに気がついた。

今まで、좋더라のこと、曲としては割と退屈だな、と思っていたのホントごめん🙏たまにとばしてたし🙏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソロ=興味失いがち、おセンチ=白ける、辛気臭い の二段構え、ナムテの良質ボーカルしか取り柄が…と思っていた私がバカでした、曲も歌詞も初めて状況が理解できた。

 

こちら、情緒のカケラもない、孤独感なんぞ犬にでも食わせろや、っていう感性枯れ果て中年なんで、共鳴できてなかったーー!!

 

 

思うに、ナムテソロって言うのが鍵なんだな。

ナムテは孤独が似合う。(てか実際理解者は少ないだろうな)

だからこそあの曲が選ばれたのだろう。

ナムテの孤独は、佐田が抱えてきた孤独、間宮が抱えてきた孤独に似ているだろう。

 

ナムテ聴くたびに、ホント惜しいな、と思う。

ウィノのナムテはこんなに良いのに、サウスクラブのナムテはそこまで良くは無いんだよな。

これがワイジーの力なのか。それはそう。

そうすると、ますますビアイくんの無双ぶりが変態すぎて、天才かよとなる。

 

ふと、iKON大好きだけど、この漫画に合う曲はないな、こういう情緒の曲は無いよな〜、あんなに切ない曲多いのに、と不思議に思った。iKONの曲て、ボーカルの他にコーラスや合いの手?が入っていたりして、孤独感はないのよね。