イチローに見る自立意識19 | 「売りつけません!欲しがるまでは!」質問型営業

「売りつけません!欲しがるまでは!」質問型営業

「売ることではなく、買ってもらうこと」、これは営業だけでなく、
人に動いてもらうための極意です。質問中心の営業法、そして、
質問中心のコミュニケーションこそが終着点なのです。
この普及を始めて13年の青木が書いています。

証言「イチローの育ち」


「子供にとっての遊びということではいろんな遊びがありますね。野球もあれば、サッカー、水泳など、いろいろなものがあるわけですが、イチローにとって遊びの中で一番好きだったのが野球だったわけです。それが遊びであるうちに、いつか自分の仕事になっていたと言うことなんです。人間だれでも、遊んでいるときが一番楽しいわけですが、その遊びで一番好きだったのが野球であり、私が一番楽しいのはそんなイチローのそばに私がいるということでした。それが他の何よりも楽しかったわけです」父・鈴木宣之氏

(イチローを育てた鈴木家の謎 斎藤茂太著 集英社)


『夢』小学6年 鈴木一朗(本人原文のまま)


「ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校で全国大会へ出て、活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには、練習が必要です。ぼくは、その練習にはじしんがあります。ぼくは3才のときから練習を始めています。3才-7才までは半年位やっていましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は、はげしい練習をやっています。だから一週間中、友達と遊べる時間は、5時間-6時間の間です。そんなに、練習をやっているんだから必ずプロ野球の選手になれると思います。そして、中学、高校でも活躍して高校を卒業してからプロに入団するつもりです。そしてその球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズが夢です。ドラフト入団でけいやく金は、一億円以上が目標です。ぼくがじしんあるのは、投手と打げきです。去年の夏ぼくたちは、全国大会へいきました。そしてほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会ナンバー1とかくしんできるほどです。打げきでは、県大会、4試合のうちに、ホームランを3本打ちました。そして、全体を通した打りつは、5割8分3りんでした。このように、自分でもなっとくのいくせいせきでした。そして、ぼくたちは、1年間まけ知らずで野球ができました。だからこの、ちょうしで、これからもがんばります。そして、ぼくが一流の選手になって試合にでれるようになったら、お世話になった人に、招待券をくばって、おうえんしてもらうのも夢の一つです。とにかく一番大きな夢はプロ野球選手になることです。」


(イチロー物語 佐藤健著 毎日新聞社)


■イチローを20回にわたって研究してまいりました。皆さんいかがでしたでしょうか?何を感じられたでしょう
か?次回はまたどなたかにスポットを当て、研究したいと思っています。ご購読ありがとうございました。