道を独りで歩いてると後から、女の子が俺にこう言う

『一緒に行こうよ』

女の子は微笑みながら手を繋ぎ、二人駆け足で

『どこへ行くの?』

『行けばわかるよ』

『それより君は誰?』

『私のこと忘れたの?』

『忘れたって…初めましてじゃないか』

急に止まり泣きながらこう言う

『ひどい…』

『ひどいって…なんで?』

『馬鹿…』

『馬鹿って…俺は君と会ったことないよ』

『嘘つき…』

『嘘つきって…俺は君と約束なんてした覚えはないよ』

『嫌い』

『嫌いって…さっきから何を言ってるの?』

『もういいよ』

さらに泣く

泣けば泣くほど可哀想になるよ

『ごめんね。よくわからないけど俺が悪かったよ』

『じゃあ私のこと好きって言って』

『えっ』

『好きじゃないんだ』

また泣く

『(めんどくせぇ女だ)わかった。好きだよ』

『本当?』

泣くが終わり笑う

意味がわからない…

でも…

『うん。君のこと好きだよ。』

『じゃあ一緒に行ってくれる?』

『だからどこに行くの?』

笑うが終わり怒る

『行けばわかるって言ってるでしょ』

人間の目じゃない

化物

妖怪

いや、わからない

でも人間の目じゃない

横にいる女の子を見た

わかったことがある…



右足がない


でも言えない


『じゃあ行こう』

引っ張られるままひたすら走る

先が見えない道を

そして女の子は叫ぶ

『ありがと。一緒に来てくれて』

俺は何も言わない

何も見えない

何も聞かない

現実を知ってしまった

今更何を聞く


ようやく先に光が見えてきた

どこへ行くんだろ

解放と不安と期待

『もう少しだね』

『そうだね』

『これで一緒になれるね』

『うん?(どういうことだ)』

もうすぐ光が目の前に


100m


50m


30m


20m


10m



光が手に触れた






俺が見える



倒れてる俺がいる


たくさんの人がいる


車が横転してる



俺の右足の上に



俺が二人いる?



あれ?女の子は?


倒れてる俺を見てる


右足はある


当たり前だよな…


でも


笑ってる


そんなにおかしいか?


俺を見て笑ってる



その風景を俺は上から見てる



女の子は見上げる


そして笑う


『一緒に』って…



君は嘘つきだね
最近の会社のやり方は、とてつもなく最悪

最近の職場の空気も、
とてつもなく最悪

とりあえず怒鳴る

褒めることを知らない

小さなことでも

とりあえず怒鳴る

半端ない仕事量で全て完璧に仕上げるなんて普通の人は無理

『真面目で責任感が強く何事にも熱心に行い…』って綺麗事を並べる奴なんて例外

無理

だから一生懸命やっててもどっかしら穴があく

本部の野郎はその穴を見つけるのが大好物

見つけたら心ん中で微笑む

そして怒鳴る

そして謝る

そして怒鳴る

マスターベーション


一生懸命やってても実績がついてこない時は勿論ある

そういう時、上司は

『それじゃだめだよ』

『こうしてみな』

とかアドバイスをくれるのが上司ってもんだろ

そういう時は怒鳴ったって構わない

俺が間違ってるんなら

『くそっ』って思うだろうけど『やってやるよ』って気になるから怒鳴りながらでもアドバイスが欲しい

自分の為ってのが大きいけど店舗の為に頑張らなきゃって気持ちになる

店舗が利益出さないとボーナスにも関わってくるし、空気が悪い店舗なんて居たくないからだ

だけど最近の上司は『俺のために…』って言葉を使う

本部の野郎が来ると猫を被る

最悪だ

『俺を見習わないからだめなんだ』

てめぇしか思ってねぇ奴の何を見習えばいい?

悪知恵か?

最低だ

俺らは死ぬ気で働いてる

自分の為に店舗のために

最近は俺もそういった上司の言葉に我慢し続けてきた

嫌なことあっても、もう大人だし、耐えてきた

あたるとこがないけど誤魔化し続けた

だけど

今日の上司の言い方に震えが止まらず、

『ふざけんな…』

ってね

我慢できなかった

俺は遊んでんじゃねぇよ

死ぬ気でやってんだよ

てめぇの為じゃねぇんだよ

てめぇだけの店じゃねぇんだよ

とは口に出せなかったけど初めて歯向かってしまった

10歳以上も上の先輩に

俺がキレるキャラじゃないのはみんな知ってるからかなり戸惑ってた

やっちまったって思ったけど我慢しながら仕事するってかなりの苦痛だ

でも我慢するのが会社なんだろうな

組織で動いてるわけだから一人が乱れたら終わりだもんな

『すみませんでした』

帰りに勿論言ったさ


はぁ~頑張らなきゃか

今日も帰り車ん中でタッキーさんと気持ちを分かち合う俺でした

あんたには一生ついていくよ
昨日は明るいブログだったけど今日は仕事で気分が下がることがあって凹んだ

だからタッキーさんと仕事終わった後、鬱憤を晴らすため、1時間ぐらい熊谷ドームの明るいとこでキャッチボールをした

本気で投げ、本気で投げられ身体は悲鳴

痛い

さすがは元野球部

楽しかったな

やっぱ運動はいいな

フットサルにゴルフに

まだまだ身体は衰えんね

一児のパパは息切れ

タッキーさんも若くないんかな(笑)

俺の3つ上だけど俺よりやんちゃ

優しさ、厳しさ、思いやりを持ったやんちゃ

ホント素敵な人だ

尊敬できる

ただ一番尊敬してんのは両親だ

天然な母さんとイケメンな父さん

俺は父さんのことを『父さん』って思ったことが一度もない

どこか他人のような存在
少し気難しい人で謎な所が多い

なんとも説明するのが難しいんだけど一言で言えば『兄』

『親父』とは言えない

親父の要素が無く、今だにモテる

なんか毎年、モテ期みたいな

息子として羨ましい

ただこの父さんもかなりのやんちゃ

モバゲーが好きで気づけばゲームやってて、モバ友がどうのこうのって

そして母さんにちょっかいを出す

見てるだけで気持ち悪いぐらい仲のいい夫婦だ

母さんはドラマと可愛い女の子が好きで一番はガッキーが好きなんだって

『娘が欲しかった』の言葉、何回聞いたことか

一緒に買い物行くのが夢なんだって

叶えられなくてすまんね

本当に自由な両親

昔から『あれやれ、こうしろ』とか言われたことがない

『お前の好きなようにしろ』

これしか言われたことがない

自由にやらせてくれた

不自由なんてなかった

だからちゃんとやらなきゃ

そういう気持ちにしてくれた

そんな両親を本当に尊敬する

大好きだ


今日11月24日は父さんの誕生日

仕事帰りにケーキ買ってったら冷蔵庫にケーキとデザートがあった

母さんも弟も買ったみたいで冷蔵庫に入んねぇよ

甘い物好きの父さんは喜んでたけどね

てか父さんの年齢を知らない

曖昧だったから改めて聞いみた

父『25だよ』

俺『要らねぇよそういうの』

父『お前が生まれたのがな』


50歳だってさ

俺が思ってたより親父だったんだ

母『じじぃだじじぃ』

父『うっせぇばばぁ』


父に蹴りをいれる母

母に内股をいれる父


また始まったか


こんな温かい家庭に生まれて幸せもんだよ俺はね