皆さま、こんばんは。国際イメージコンサルタントの三好凛佳です。
先日、女性のお客さまとビジネススーツのショッピング同行 を行ったとき、
販売員さんの言葉で、耳を疑うようなことがありました。
それは、袖丈の長さについて・・・。
袖丈って、ビジネスの場では結構目立ちますよね。
書類を差し出したり、サインしたり、手を指し示したり・・・。
大切なポイントですから、袖丈が長いのでお直しをお願いしたところ、
『親指の付け根ぐらいの長さですから、本来はお直ししなくてもいいぐらいですよ』
確かに、メンズスーツほどは厳密に袖丈の長さが決まっていないのがレディスです。
しかしながら、親指の付け根は長すぎます。
これ、実は初めてではないんです。
デパートのブランド店舗ではなくレディススーツ売場でも、言われたことあります。
最終的には、お客さまの好みも確認しつつ、大丈夫な長さに袖丈つめをすることに
なりました。
レディスの場合、正しい長さは手首がすっぽり隠れる程度。
メンズよりもちょっと長めでもOKですが、親指の付け根から4cmぐらいは上でないと、
借り物のような印象に見えてしまいます。
もちろん、デザイナーブランドのスーツやジャケットの場合、そのブランドでの着方が
ありますので、ベストな長さはそれぞれ違ってきます。
でも、上記のお店はそういうブランドのお店でもありません。
非常に残念ですが、『販売員さん=洋服のプロ』とは限らないんですね。
また、私たちのような専門家も、知識レベルはバラバラだと最近、危機感を感じてます。
好みではなく、着る方の印象が大切になるビジネスシーンの装いですから、
私は、お客さまの不利益になるようなことは、絶対に避けようと決めています。
皆さんもぜひ、ビジネスでの装いは、洋服の価格に限らず、細かい部分をチェックして
ベストな状態でお召しになることをお薦めしますよ
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