皆さま、こんにちは。パーソナルスタイリストの三好凛佳です。


本日はひさびさにファッション名言を。


「メンズプレシャス5月号より」 を読んでいて共感したトム・フォードの言葉です。


パーソナルスタイリストの人生を豊かにするファションコーディネート-トムフォード2010

  洋服において、


  男性の選択肢の幅は狭い。


  だからこそ、


  女性服ほどの広がりはなくとも、


  その分、深みがある。





                                by トム・フォード



  メモトム・フォード(1961~)

  1961年アメリカ・テキサス州生れ。1990年にグッチのウィメンズデザイナーに、1994年に

  同ブランドのクリエイティブ・ディレクターに、2000年にイヴサンローランを始めとするグッチ

  グループ全体のクリエイティブ・ディレクターにそれぞれ就任。

  2004年にそれらを辞し、2005年に当時のグッチCEOドメニコ・デ・ソーレと共に「トム・フォード

  インターナショナル」を設立。現在、同社のCEO兼社長兼デザイナーの職に就く。




これは、トム・フォードがグッチを去る時に実感した言葉だそうです。


私自身もパーソナルスタイリングをやればやるほど、このことを実感します。


確かに男性のファッションはアイテム的には選択肢が狭いので、簡単なように思う方もいらっしゃいます。


しかしながら、知れば知るほど深いもので、探求心や研究心や知識欲が必須だなと思います。



トムフォードのスーツは一見、官能的でラグジュアリーなモード系のスーツに見えます。


しかしながら、スーツの聖地ロンドンのサビルロゥに通い、伝統的な本物のテーラリングを再確認し、


スーツ作りに活かしています。だから、流行ものと決めつけられない深みがあるんですね。



スーツは見た目だけでなく、着心地や製法などあらゆる部分に思想が刻まれたアイテム。


だからこそ、男性には車選びを拘るように、スーツも選び方にも拘って欲しいなと思います音譜


トム・フォードのスーツは、私の感覚だと「ポルシェ」って感じかな。


車に乗ることはできるけど、スーツは着ることができないので、男性がうらやましい限りです(笑)





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