先日、「ジャケパンのルール」 としてAERA STYLE MAGAZINEのトピックスをお伝えしたのですが、苅谷さんからもリクエストを頂いたように、わかりやす~く、私なりの解説を入れて、ひとつずつお伝えしていきますね。
- AERA STYLE MAGAZINE vol2 スーツスタイルのルールブック 2009年 4/10号 [雑誌] より
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【ジャケットの10則】
RULES 1 ジャケットは紺無地かグレー柄入り。
基本的にビジネスに通用するジャケパンスタイルの王道は、紺無地のジャケットにグレーのパンツ。
これが最もオーセンティックなビジネスカジュアルスタイルとなります。
そして、パンツをグレーと前提した場合に、次に来るのがグレーの柄もの。
ジャケットもグレー無地+パンツもグレー無地だと、色の微妙な違いだけだとコーディネイト的にバランスを取るのが非常に難しいんですね。
変にグレーの色めが違うと、やぼったくもなってしまったり・・・。
そこでAERAとしては、「柄入り」という提案をしているのだと思います。
また、ここでいう「柄入り」とは、チェック、ヘリンボーンなど比較的にクラシックな柄です。
今年のトレンドとして、明るいグレーのチェック柄がショップのディスプレイでも目立って新鮮。
明るいグレーのチェック柄のジャケットなら、チャコールグレーなど暗めのパンツを合わせて、色の濃淡をしっかりつけるのが春夏着こなしのポイントです。
「紺無地かグレー柄入り」というルールは、比較的に固めのコーディネート。業種や職種、お取引先の属性や場面によりますが、外さないスタイルでしょう。
私がパーソナルスタイリングをする際には、お客様の仕事内容やTPOで判断しますが、
ジャケットは、黒無地、こげ茶無地、ベージュなんかも良くコーディネイトします。
あと、紺無地でも素材感や襟の形、肩回りやシルエットの印象、丈やデザインパーツでもかなり違ってくるので、ベーシックなものほど細かいところをチェックしているかな。
ジャケパンスタイル初心者には、
「RULES 1 ジャケットは紺無地かグレー柄入り。」
は、お薦めのルールですね