母と娘の話④、これが1番の原因で母と距離を置いています。
重たくて、書くの時間かかりました…。
母(父も含む)の学歴主義。
私は母が苦手です。
情緒不安定で、意地悪で、学歴主義。
私とは考え方が違うので、精神衛生上、適度な距離が必要です。
そのため、里帰り出産もしません。
コロナの心配もあるけど、夫とお義母さんが側に居てくれる方が気ままで安心
さて、学歴主義について。
母は私が高校生になるまで、勉強のことは一切口出ししてきませんでした。
私も勉強が好きなタイプだったので、自主的に勉強してました。
高校受験の時も私から塾へ行かせて欲しいと頼んだほど。
それくらい、両親は私の進路や成績に無関心なんだと思ってました…
高校は、自主努力?により県内で1番偏差値の高い学校に合格。
もちろん、両親はとても喜んでくれました。
同級生には社長や医者の子供も多く、弁護士や医者を目指す友達も少なくなかったです。
そんな環境を目の当たりにして、母は何かを勘違いしたのか、
「●●くん、医者を目指してるんでしょ、●●くんのお嫁さんなんてどう??」
「将来は弁護士さんかお医者さんのお嫁さんになったら良いのに」
「お母さんの時代は、弁護士か医者か銀行員のお嫁さんが良かったのよ!(父は銀行員、当時=バブル崩壊前)」
「●●くんは東大目指してるんだって?仲良くしときなさい!」
こんなことを平気で言うようになりました
当時はまだ、冗談?ネタ?のように捉えていて、あー、また母の夢物語が始まった、程度に思っていました。
でも、母は夢物語をいよいよ本気にしていきます。
この犠牲者第一号が妹。
当時中学生だった妹は、私ほど勉強は好きでは無かったようで、成績も中の上くらいでした。
母は呪文のように
「お姉ちゃんの高校に行けたら良いのに」
を妹に唱えました。
そうこうするうちに、妹は家族で食事をとらなくなりました。
謎の食事制限を開始し、みるみる痩せていきました。
1番酷い時は身長154cmで体重は30キロ程度だったと聞きます。
頬が痩ける次元を通り越し、唇の肉がなくなり、顔の筋繊維の筋が見て分かるほどに。
尻の肉もなくなり、尻のωがまっ平らになってしまいました。
筋肉もなくなり、自力で起き上がれなくなりました。
もう、生命の危機。明らかな拒食症です。
精神科に行って点滴されるも、それすら嫌がっていたそうです。
私は大学受験だったので、病院の様子は母から聞かされていました。
「お医者さんから、食事のことは家族がとやかく言ってはいけないと言われたから、言わないで」
とのことで、なす術なく見守るに徹していました。
母は
「お医者さんから、拒食症は母と娘の関係が原因と言われて、お母さんこんなに頑張ってるし心配してるのに、お母さんのせいって言われてるようで物凄くショックだった」
とボヤいているのを耳にしました。
あー、そういう事かと…
妹が高校受験を前に急に拒食症になったのは、母の呪文のせいなんだなと。
それが分かったとき、私は母の医者弁護士、学歴への執着に物凄い嫌悪感を感じました。
妹はとても苦しかったと思います。
妹は拒食症が完治する前に、私と同じ高校に合格しました。
物凄い努力だったと思います。
今でも妹のそういう底力は尊敬します。
私が大学に行っている間に、妹は完治したようで、いつの間にか健康体になっていました。
ちなみに、父はこの間、全く干渉してきませんでした。我関せず。
もともと自分の好きなことにしか興味がない父。
無口で冷静な人なので、この期間に父がどうだったか全く記憶がありません。
妹は今、結婚して二児の母。
母の孫好きをうまく利用して、母とうまくやっているようです。
母は相変わらずで、
「姪っ子ちゃんは将来何になりたいのー?」
姪「お菓子屋さん!」
「あら、姪っ子ちゃんお医者さん目指したら?お医者さんが良いわよー」
と3歳児相手に今も呪文を唱えています。
妹は聞こえないふり。偉い!
私は自分の子供にこんなこと言われたら、2度と母に会わせたくなくなるので、距離が必要だと感じています。
母は妹の拒食症があっても、懲りてません。
というか、原因は自分じゃないと思ってるんでしょうね。
犠牲者第2号の私の話は次回です。