母と娘 ④学歴主義(1) | 37歳チョコレート嚢胞の妊活日記→妊娠しました!

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妊活始めたら、チョコレート嚢胞と診断されました。
現在進行形なので、更新不定期ですが、気が向いた時に書き留めておこうと思います。
→21年1月27日に妊娠が判明しました。
妊娠経過も一緒に記載していきます。

母と娘の話④、これが1番の原因で母と距離を置いています。

重たくて、書くの時間かかりました…。


母(父も含む)の学歴主義。



私は母が苦手です。

情緒不安定で、意地悪で、学歴主義。



私とは考え方が違うので、精神衛生上、適度な距離が必要です。



そのため、里帰り出産もしません。

コロナの心配もあるけど、夫とお義母さんが側に居てくれる方が気ままで安心ニヤリ




さて、学歴主義について。


母は私が高校生になるまで、勉強のことは一切口出ししてきませんでした。


私も勉強が好きなタイプだったので、自主的に勉強してました。

高校受験の時も私から塾へ行かせて欲しいと頼んだほど。



それくらい、両親は私の進路や成績に無関心なんだと思ってました…タラー




高校は、自主努力?により県内で1番偏差値の高い学校に合格。

もちろん、両親はとても喜んでくれました。


同級生には社長や医者の子供も多く、弁護士や医者を目指す友達も少なくなかったです。




そんな環境を目の当たりにして、母は何かを勘違いしたのか、


「●●くん、医者を目指してるんでしょ、●●くんのお嫁さんなんてどう??」


「将来は弁護士さんかお医者さんのお嫁さんになったら良いのに」


「お母さんの時代は、弁護士か医者か銀行員のお嫁さんが良かったのよ!(父は銀行員、当時=バブル崩壊前)」


「●●くんは東大目指してるんだって?仲良くしときなさい!」


こんなことを平気で言うようになりました滝汗


当時はまだ、冗談?ネタ?のように捉えていて、あー、また母の夢物語が始まった、程度に思っていました。




でも、母は夢物語をいよいよ本気にしていきます。

この犠牲者第一号が妹。



当時中学生だった妹は、私ほど勉強は好きでは無かったようで、成績も中の上くらいでした。



母は呪文のように

「お姉ちゃんの高校に行けたら良いのに」

を妹に唱えました。



そうこうするうちに、妹は家族で食事をとらなくなりました。

謎の食事制限を開始し、みるみる痩せていきました。


1番酷い時は身長154cmで体重は30キロ程度だったと聞きます。


頬が痩ける次元を通り越し、唇の肉がなくなり、顔の筋繊維の筋が見て分かるほどに。

尻の肉もなくなり、尻のωがまっ平らになってしまいました。


筋肉もなくなり、自力で起き上がれなくなりました。


もう、生命の危機。明らかな拒食症です。




精神科に行って点滴されるも、それすら嫌がっていたそうです。


私は大学受験だったので、病院の様子は母から聞かされていました。


「お医者さんから、食事のことは家族がとやかく言ってはいけないと言われたから、言わないで」


とのことで、なす術なく見守るに徹していました。


母は

「お医者さんから、拒食症は母と娘の関係が原因と言われて、お母さんこんなに頑張ってるし心配してるのに、お母さんのせいって言われてるようで物凄くショックだった」


とボヤいているのを耳にしました。




あー、そういう事かと…

妹が高校受験を前に急に拒食症になったのは、母の呪文のせいなんだなと。


それが分かったとき、私は母の医者弁護士、学歴への執着に物凄い嫌悪感を感じました。



妹はとても苦しかったと思います。


妹は拒食症が完治する前に、私と同じ高校に合格しました。

物凄い努力だったと思います。

今でも妹のそういう底力は尊敬します。



私が大学に行っている間に、妹は完治したようで、いつの間にか健康体になっていました。



ちなみに、父はこの間、全く干渉してきませんでした。我関せず。

もともと自分の好きなことにしか興味がない父。

無口で冷静な人なので、この期間に父がどうだったか全く記憶がありません。





妹は今、結婚して二児の母。

母の孫好きをうまく利用して、母とうまくやっているようです。


母は相変わらずで、

「姪っ子ちゃんは将来何になりたいのー?」


姪「お菓子屋さん!」


「あら、姪っ子ちゃんお医者さん目指したら?お医者さんが良いわよー」


と3歳児相手に今も呪文を唱えています。


妹は聞こえないふり。偉い!


私は自分の子供にこんなこと言われたら、2度と母に会わせたくなくなるので、距離が必要だと感じています。




母は妹の拒食症があっても、懲りてません。

というか、原因は自分じゃないと思ってるんでしょうね。


犠牲者第2号の私の話は次回です。