上海中医薬大学でお世話になっている先生のご好意で、大学病院の中医内科の診察に同行させていただきました。
〈診察の流れ〉
問診
⬇
望診(特に舌診)
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切診(脈)
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薬の処方
問診しながら望診や切診は行われます。
舌診は授業中やレポート作成の時に練習しましたが、とても難しいです。こういう状態の時にはこれこれで…など理解したつもりでも、目の前の患者様を診て「この方は赤いですか?」「苔厚いですよね?」などなど先生に確認しても「これくらいの赤さなら赤とは言えない」「苔は普通」とバッサリ…。基準がなかなか分かりません…。
この診断を間違うと大変なことになりますから、先生方がどれだけの実習を積まれてきたか、さらに経験を積まれてきたかはかりしれません。脈診も同様です。医師では無いですから、脈で診断をすることはありませんけど、脈診の授業は特に難しかったです。先生も、何万人の経験を積んでやっと分かると言われていました。
診断後、瞬時に薬を処方します。十数種類の生薬を組み合わせて、電子カルテに入力します。個々の患者様に合わせたオーダーメイドです。
とにかく診断も薬の処方もすごいスピードで進んでいきます。でも限られた時間で丁寧に診察されます。この日は約3時間半で40名近くの診察がありました。
「以前、この患者さんはこうだったけど、今は落ち着いている」など説明して頂き、難しい症状の改善事例も多く、先生の腕と中医学の有効性を改めて感じました。
教科書や授業では学べない事を学ばせて頂きましたが、やはり基本をちゃんと理解していないと、せっかくの機会が活かしきれないと感じました。
今日の復習と授業の復習に励みます。
〈診察の流れ〉
問診
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望診(特に舌診)
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切診(脈)
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薬の処方
問診しながら望診や切診は行われます。
舌診は授業中やレポート作成の時に練習しましたが、とても難しいです。こういう状態の時にはこれこれで…など理解したつもりでも、目の前の患者様を診て「この方は赤いですか?」「苔厚いですよね?」などなど先生に確認しても「これくらいの赤さなら赤とは言えない」「苔は普通」とバッサリ…。基準がなかなか分かりません…。
この診断を間違うと大変なことになりますから、先生方がどれだけの実習を積まれてきたか、さらに経験を積まれてきたかはかりしれません。脈診も同様です。医師では無いですから、脈で診断をすることはありませんけど、脈診の授業は特に難しかったです。先生も、何万人の経験を積んでやっと分かると言われていました。
診断後、瞬時に薬を処方します。十数種類の生薬を組み合わせて、電子カルテに入力します。個々の患者様に合わせたオーダーメイドです。
とにかく診断も薬の処方もすごいスピードで進んでいきます。でも限られた時間で丁寧に診察されます。この日は約3時間半で40名近くの診察がありました。
「以前、この患者さんはこうだったけど、今は落ち着いている」など説明して頂き、難しい症状の改善事例も多く、先生の腕と中医学の有効性を改めて感じました。
教科書や授業では学べない事を学ばせて頂きましたが、やはり基本をちゃんと理解していないと、せっかくの機会が活かしきれないと感じました。
今日の復習と授業の復習に励みます。