台湾ホームステイ記、今回で締めくくります。

ホストファミリー宅のお庭には薬草が植えられていました。
お父さんが効能を教えて下さいました。




粉藤…清涼、解毒



半枝蓮…清涼、寒、解毒



どくだみ…解毒
虫刺されに塗ると、すぐに痒みが落ち着きます。



白鶴霊芝…中国で歴代皇帝や権力者しか使っていなかったと言ういわれがあるそうです。近年、抗酸化作用が注目されているそうです。



自家製の薬を作るために乾燥させているそうです。

前回の記事 の漢方街巡りに行く前に、お母さんに、こういう症状があるから薬を買って帰りたいと言う話をしたら、即座に「それなら今から私が薬作るから」と言って、夜にも関わらず近所に紫蘇の葉を取りに行きました。


帰って来てすぐ、常備してある甘草と炊いて飲ませてくれて、感動と感謝で一杯でした。

後日、これもあなたに良いからと緑豆湯も作ってくれました。身体の熱を冷まし、利尿作用があります。

今回、薬膳がどう日常に根付いているのかを知りたいとホームステイをさせていただき、多くの学びがありました。

ホストファミリーのお父さん、お母さんには大変よくしていただきました。
真夏日で暑い中、遠くの観光地に連れて行って下さったり、いつも美味しい食事、お茶を用意して下さったり、中国語の練習に付き合ってくださったり、私の身体や一人行動時間を心配していただいたり、何から何まで気配りしていただき、書ききれません。

中国語もままならず、この感謝の気持ちや感動を表現するのも言葉では限界があり、もどかしい思いもありました。恩返しという形で直接できることは限られてしまいますが、この感謝の気持ちを忘れずに、今回のホームステイで学んだことや感じたことを活かして恩送りしたいと思います。

また台湾にお父さんとお母さんに会いに行きます。もっと中国語を覚えて、今回伝えきれなかったことや話したかったことを話したいと思います。そして薬膳の勉強も続けていきます。