リアル乙男の夢
いきなりですが、リアル乙男には夢があります。イケメン彼氏を見つけて事実婚して一緒に暮らす?いいえ。キャリアアップして、とにかく出世を目指してキャリアパスをあげていく?いいえ。お金持ちになって、優雅なる独身ライフをする?いいえ。それは、代理母出産システムを通して、選択的シングルパパ(ママでもあるけどw)になることです。燃え上がるような大恋愛から落ち着いた静かな恋愛、失恋やお別れ、合コンやパーティ、クラブ遊び、一通りの若者らしい経験を終えたアラサーの今、最近よく夢というか、起きてる時もそうなんですけど、ふとした瞬間に家族像が浮かぶことがあるんです。息子のベビーカーを押して、公園を散歩。息子をこの両腕に抱いて、カフェでのんびり、時にオギャーと泣き声をあげる息子をあやす。そんな場面が日中だろうが夜間就寝中だろうが突如に目に浮かぶのです。実際にセクシャルマイノリティ界隈では、レズビアンカップル以外はあまり子供、特にゲイやMTFの人にとって現実的ではないと思うんですね。でも私の夢は多くのゲイが夢見るように、理想の男性と出会い夫夫になることでもなければ、キャリアウーマン、やりてリーマンのように社会的・経済的に成功することでもないんです。自分の遺伝子を受け継がれた、自分の子供がほしい。自分が贅沢して、独身貴族なんていらないの。自分の愛する子供に愛をありったけ注ぎたい。それだけ。代理母制度となるとあらゆる議論はありますし、あってしかるべきですが、私は私個人の夢である、自分の子供に出会うための長い長い旅に出たいと思うの。エゴだ、と批判されていい。全世界が反対意見であろうと、私は私自身の子供に、まず出会うために、生きていく。いずれ会えるだろう息子に会うため、パパでありママであるリアル乙男、頑張るよ。