小さいころからそうだった。
夢はなかった。
現実ばかりが見える大人の世界を見て夢なんてものは存在しないということを私は早々に知ってしまったのだ。
夢はかなわない。
そんな幼少期を過ごしたせいだろうか
私は夢をもたなくなった
興味があることもなくなった
好きなこともなくした
とくになにもない人生をただ生きていた。
生きることを苦にかんじなかったから生きてた、ただそれだけ
でも今はちがう
生きることを苦に感じるようになった
何も考えたくない
今までただ何となく生きてたから
そのただなんとなくの糸がぷつりと切れてしまったんだ。
いろんなことが重なって。
彼と一緒にいたくて学校へいかなくなった。
それはひとつの理由かもしれない。
でも彼のせいじゃない。
確かに一緒にいたいけどそれだけでいかなくなるほどじゃない。
二人の将来は見えてる。
だからそのためにがんばろうと思った。
今はそれすらできない。
なんでなんだろう
もともと嫌いだった部活がさらに嫌になった
心配してくれる先生や友達に笑って「大丈夫」だというのが嫌になった
彼が現実の私と出会ってしまったから頑張る意味がなくなってしまった
私は嫌だったんだ
彼氏が出来たからって成績が落ちたと言われるのも
人が変わったと言われるのも
だから平然を装ってきた
彼にばれるのもいやだったからちゃんとした生活を送った
でもすべてが崩れ去った
あの日
ぷつりと糸が切れた
全てのものが「がんばる」原動力にかわらなくなった
今一番大切な彼のことを思ってすら頑張れなくなった
こんな何もない私がいて何があるのだろうか
いろんな人を苦しめて何がいいのだろう
答えはわかってる
私が普通に学校にいって勉強してそれで日曜には彼にあう
そんな日々を過ごせばいい
頭では痛いほどわかってる
それができなくなった
すべてが面倒に感じられてしょうがない
おねがいだからみんなほっといてくれたらいいのに
結局何がいいたいのか自分でもわからないっていうのが結論。
大切なものを失うのが私は得意らしい