ご存じの方はおっと、大分コアなのきたね?なんて思うかもしれません。
が、早速本の紹介に入らさせて頂きます。
創作に関する本。
著者アリストテレスは、悲劇や叙事詩を念頭においているが、フィクション全般に感じた。
フィクションを創造するにあたり、観客(読み手)に最も強力なインパクトを与え、感情を呼び起こすにはどうすればよいか?構成は?尺は?キャラクターは?描写は?「解」そのものがある。
そう、創作するためのHOW to本。
さらに注目すべきところは、
二千年以上も前に答えは書かれていて、今に至るまでめんめんとコピーされてきたこと。
え?ってなりますね。
本書が古びていないのではなく、新しいものが創られていないのでしょう。
著者に言わせると、わたしたちヒトは、「再現」を好むのだという。
この概念はミーメーシスといい、模倣とも再生とも翻訳される。
現実そのものを見るのは不快で、その現実を模倣したもの――演劇だったり彫刻、絵画だったりする――を見るのを喜ぶのだと。
彫刻や舞台を用いることで、これは「あの現実を模倣したのだ」とあれこれ考えたり語り合うことに、快楽をおぼえる。
そのカラクリが明かされている。
・・・
とても奥深く、読む価値のある本だと感じます。
詩学(アリストテレス)でした♪
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