今から述べることは僕の単なる愚痴である。文章を書き終えた後に推敲するつもりもないので辿々しい文面になると思われるが許してほしい。
僕は現在某国立大学の医学科に通っている。しかしながら医師になりたいという気持ちがある訳でもなく、進学した理由はせいぜい両親が医者だったこと、特にやりたいことがなかったことぐらいである。入学して3年を終えた今でも医者に対する興味なぞは、ほとんど0である。なんならあまりに面白みのない講義を数年にわたって垂れ流された結果、むしろ入学前よりも興味は失せていると言っても過言ではない。しかし、厄介なことに医学科という環境に所属するとその形態上どうしても責任を伴う業務を課せられることになる。現在、僕はとある医学部部活のキャプテンを務めている。大学生活の中でしいて僕が努力を続けている事と言えば部活である。しかしながら医学科部活と言うのは楽しさとしんどさを合算すると、どうしてもしんどいに振れてしまうようにできている。長い拘束時間であったり、上下関係であったり、厄介なOBであったり様々な面倒ごとがのしかかってくる。いつまでの下っ端として活動できるならこんなことも無いのだがキャプテンという役職につかされてしまうと回避は到底不可能である。新入生の頃はやる気に満ち溢れ目を輝かせていた自分も数年が経ち、責任を負わされる立場になった今ではかろうじて息をしている状態である。
そこに更に特大級の面倒が押し寄せてきた。西日本の医学科生の大半が参加する西日本医学科生体育大会(通称西医体)の主幹業務である。この西医体主幹というのがこの世でトップクラスに不快で、今の自分の憂鬱の大半を占めている。分かりやすく言うと、この業務はやりがいのないやりがい搾取、給与0のブラック企業なのである。責任感だけを押し付けられ、膨大な時間の稼働を強いられるくせに後ろに医師会がついているせいで一切の利益、労働への対価が支払われない、非常にファッキンな仕組みになっている。自分の意思で回避できたなら良いのだがこの学年としてこの大学に入学した時点でこの主幹業務をやらされることが強制的に決まっていたという考え得る限り最低の状況に入学当初からなっていたわけである。あまりにも理不尽だ。この対価が無いというのがミソで、これがもし一般企業であるならば吟味するまでもなく法に触れているわけである。責任感だけで働ける人種というのが驚いたことに一定数いるわけだが、僕には到底不可能な事でどう頑張っても報酬のあるアルバイトや友人たちと過ごす時間の方が大事なわけで、この意味が分からないほどの責任感が要求される業務の優先度はとにかく滅茶苦茶低いわけである。西医体についてネットで検索を書ければ、初めて聞いたという人もそのバカみたいな規模感を知ることができると思う。そして作業の後回しを続けた結果、どうやら大学のお偉いさん方の怒りに触れてしまったらしく近いうちに学部長直々に「人としての指導」を受ける場が設けられるらしい。最低限こちらに利があるようなインセンティブ設計をしてから文句を言って欲しいものではあるが、まあとにかく僕はそこに強制的に参加させられ、人として求められるものについて説教をくらうらしい。さすがにストレスの限界である。今すぐにでも全部投げ出して、全部から解放されたいと切に願っている。
しかしながら僕に大きなミスがあるとすれば自分が辞めた際の後釜を用意していなかったことで、今僕が全部を投げ出してしまうと友人たちに迷惑が掛かってしまうわけである。仕方がないので別のストレス発散を模索して鬱に陥ることを回避する必要がある訳である。そんなわけで、こんな感じで文章を綴って少しでも自分の気を楽にしようというわけである。
とはいえ、自分の個人的な愚痴を書き綴るのは今回きりで今後は読んだ本や見た映画、アニメなどの感想などを連ねて行けたらと思う所存である。
2023.04.02