最近、また少し寒くなりましたね。

そんな中、私や娘の風邪は未だに治らず。(泣)

転んでもタダでは起きぬ(笑)、ということで、

今回は心と体の話をしたいと思います。



昔から「病は気から」といいますが病気ではなくても、

大舞台にあがるなど心が緊張した時。

手足に震えがくるといった感じで、心と体は繋がっています。



では、心に問題が起こっている時。

どんな風に繋がって体に病気(問題)を引き起こすか?



例えばお腹が痛くなるなどの胃腸系。

通常、お昼になって食事をした後、

仕事がさほど忙しくなければ14~15時頃に、

いい感じに眠くなりますよね。(笑)

それはうまく副交感神経(アセチルコリン)が作用し、

自律神経が働いていると言えます。



一方、毎日仕事を部下や後輩に教えているけど、

なかなか思うように動いてくれず、常にイライラしてしまう。

上司やお局さまといった先輩になんかしら叱責を受けることが多く、

「また怒られるのではないか?!」と

仕事を任されるたびに緊張してしまう。



こんな風に慢性的に怒りや恐れを感じ続けていると、

副交感神経(アセチルコリン)がうまく働かず、

リラックスがなかなかできなくなり、

交感神経とのバランスが崩れ、自律神経は乱れます。



すると今度は腸神経系や生理活性物質が乱れ、

粘膜の防御反応が低下したり、蠕動運動の乱れが起こって、

胃潰瘍や神経性胃炎、過敏性腸症候群といった

病気を引き起こします。



お医者さんでは体の不調を改善するために、

薬を処方してくれたり外科的処置をするなど、

なんらかの治療をしてくれるでしょう。



しかし、こうした体の面での症状だけを取り除いても、

根本の原因である

『(部下や後輩に)イライラする。』

『(上司やお局さまに)緊張する。』

といった心の面での慢性的な症状を取り除かない限り、

体の面でまた同じような症状を出してしまいます。



体調を崩すと「あぁ、最悪だ!」と思うとともに、

健康であることの有り難さを実感します。

人によっては病気によって命の危険にさらされた時、

生かされていることを痛感するかもしれません。



私たちの人生には限りがあります。

ゴールまでの時間を

不快な感情でいっぱいにするのか?

楽しかったり嬉しかったりといった、

幸せな感情でいっぱいにするのか?



病気は体が伝える

「人生をもっと幸せにしよう!」

「もっと自分を大事にしよう!」

という心からのメッセージです。



体調を崩した時、単に体を労わるだけでなく、

心のメッセージにも耳を傾けて労わってあげてくださいね。

その際、Readiness(レディネス)がお手伝いできれば幸いです。



Readiness事務局

Readiness(レディネス)
http://www.readiness1.com/