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Stationary Front

ビーストメインの音ゲーマーがリザルト貼ったり、ライトノベルの感想書いたり、普通に日記書いたりするブログです。

はい、どうもリーダです。

今日色々とTwitterが面白かったのでそのことについて書こうと思いましたが、先に書くべきことがありましたね。
今回は先週ブログに書いたことについて触れておきます。

まさか他人の人生の節目を3日連続見届けることになるとは思いませんでした。

まず、1日目は姉の結婚式。
Twitterに写真載せながらぼやいていたのでご存知かと思いますが、本当に2人とも幸せそうで見てるのが少し辛かったです。あれは胸焼けします。まぁ、新郎さんがあの奇想天外なお転婆長女にはピッタリな生真面目で優しそうな方で、2人がジグソーパズルみたいに上手くハマってるなぁと思いながら眺めてました。
 あ、私は受付やらされましたよ。素敵なドレスに身を包んだお姉様方に何度「うわぁぁ、似てるぅぅ」と笑われたことか。もう慣れてるのでどうでもいいんですが、長女とはそんなに似てると思わないんですよね。
   
 で、次の日が祖母のお通夜でした。
結婚式から帰ってすぐに祖母を私の自宅に招き入れていたので、一緒に式場に移動するところからスタートです。前日からのテンションの落差が酷い。お通夜はひたすら受付で御香典の集計してましたね。遠くから聞こえるお経に耳を傾けながら、お通夜が終わるまでただひたすらお金を数え続けるという不思議な状況。あれは遺族と関わりの深い方がやってはいけないと思いました。ちゃんと弔わせろよというのが私の感想です。

次の日が告別式ですね。
また受付担当でしたが、今回は途中から式に参加する感じです。前日はまったく参加できなかったので少し安心。あ、葬儀の過程はご想像の通りなので省略しますね。
  
 身近な人が亡くなるのはとても辛い。亡くなったときに悲しみ、お通夜で嘆き、告別式で泣き崩れる。仕事の都合上、火葬場まで付いていけなかった従兄弟が霊柩車とマイクロバスを見送りながら独り泣いているのをそのバスに乗っていた私が目撃してしまったときは彼に敬意を抱きましたね。いつもへらへら笑っているお調子者の方が周りに人がいなくなってからあんな悲痛な表情を見せるなんて思いませんでした。あの暗い空気の中、自分だけはいつも通りで居ようと頑張って演じていたのですね。そんなことにも気づかず、告別式ですらその調子なのかよと軽蔑していた私の方が愚かだったようです。
 
 あのお調子者の騒がしい従兄弟さえ泣かせるような悲しい出来事も数日経てば忘れ去られて元通り。今では親戚の誰1人として泣いている人は居ません。それを冷酷だとか思う方も居るかもしれませんが、私はまったくそのように感じませんね。
 
だって、忘却という究極の防衛手段に頼らざるを得なかったのですから。

大切な人の死が精神を破壊する。

だから、自分を守るためにその人を忘れていく。

死んだらすぐ忘れ去られてしまうほど愛されてみたいものですね。