石畳の回廊

 思いは伝わっていた。 思いは巡りまわっていた。

 

 

それじゃぁ、どうして報われなかった楽しくなかったということだが、

望み方が弱かった。 、、、という感じかな。

 自分の力を分かっていない。。。と何をやっても上手くいかない。

同じようなことなのだが、違うことにある。 しき即是空 空即是色

現実はとらえ方対処が変る。 、、、現実がオレに対して違う動きをする。

 

 同じ現実なんだけどね、、、

 

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  石畳の回廊  著者 小説作家になろう

 

 足音の響き、コリドール。壮大な古代の寺院をとりまく回廊。

 

異教徒の男が内庭をみながら歩いている。枯れ井戸がある。緑の茂みが木陰を作り

白い石畳の中庭は涼しげで強い陽ざしも気にならない。

 この空気と石の建物は感動

的だ。 なかにはにはにはにわとりが、、、はやくち言葉が、楽しさ微笑をさそう。

 

 熱い空気もこの回廊ではさわやかだ。舞い上がるハトのように外から見ればやまのように、

巨大な石の教会も、

中にいれば、いまはなき人の憩いがしのばれ光っている。 ざわめきも石畳に吸い込まれるようだ。 ただ異教徒の足音だけがすこしの迷いのあるように回廊を伝わってかえってくる。

 よく聞こえる。足音が回廊を駆け回っている。

 

 ふしぎだな。歩くことを世界にふれ回っている様だ。

 それが、ほっとする思いと記憶をよみがえらせる。あか巻きがみき巻紙きみへの思い、、、

 人のおこない、やさしくなかった過去も、記憶も、、、 思いは伝わっていたと、、、

 異教徒は喜びより悲しくなった。 

 

 

 終り

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20200821(金曜)11:26

 何か思い出したことをもっと書けるかな?

 


 

 

 

 読んでくださってありがとうございます。

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