Aさんのヒーリングで、手の触覚が戻るという大きな喜びもありましたが、回復の道のりは山あり谷ありです。
特に足の麻痺については、なかなか目覚ましい変化が見えず、ご本人も私自身も、少し停滞感を感じていた時期がありました。
私がいつものようにAさんのところへ伺うと、彼女から具体的なオーダーがありました。
「足のつま先がなんだかだるいの。リハビリで歩く練習をしても、うまく足が動かないのが辛いから、ここを重点的に治してほしい」
以前の私だったら、どこを触るべきか、技術的な知識に意識が向いてしまっていたかもしれません。
でも、この時は、彼女の「治してほしい」というオーダーに、まっすぐ向き合うことだけに集中しようと決めました。
私は、彼女が今一番困っているという「足のつま先のだるさ」に、意識を集中させてヒーリングを行いました。
0意識ヒーリング®で学んだように、細胞や臓器には意識があります。
Aさんが言葉にしてくれた「治してほしい」という明確なオーダーは、全身の細胞、そして脳の意識全体に、「ここを優先的に修復せよ」という強い信号を送ってくれたのだと思います。
私は、その信号が身体の深い部分、麻痺した運動神経経路にまで届くように、丁寧にヒーリングしました。
ヒーリングが終わり、「さあ、足を動かしてみて」と声をかけました。
そして、Aさんが左足を動かそうとした、その次の瞬間、私たち二人は驚きで言葉を失いました。
なんと、足がピョンと勢いよく、上に跳ね上がったのです!
Aさんは慌ててご主人を呼びました。
普段のわずかな変化には気づきにくい彼も、この劇的な変化には目を丸くしていました。
Aさんは嬉しさと驚きでいっぱいで、すぐに「ほら見て!」とご主人に何度も足の動きを見せました。
ご主人はその様子を見て、本当に奇跡が起こったと、涙を流して喜んでくれました。
この嬉しいヒーラー体験から得た学びは、「本人がこうしてほしいという明確な意思(オーダー)を持つと、ヒーリングの結果が出やすい」ということです。
足が跳ね上がったのは、私の技術だけでなく、Aさんの「治りたい、動かしたい」という強い意思が、身体の治癒力を覚醒させたからだと思います。
明確な焦点が定まることで、細胞も意識も、一斉にそこに向かって動き始めたように思います。
私たちヒーラーは、その力をそっと後押しする役割なのだと感動しちゃいました。
0意識ヒーリング®頑張ります!
