ヨーロッパで見かける、商品のBIOマーク。
スーパーで売ってる商品にもこのBIOマークつけて差別化されている商品もあるし、BIO商品のみ扱う専門ショップも結構あります。
なんとなく質のいい商品、化学薬品を使わずして生産された商品、ぐらいの認識で食品はとくに農薬使ってなさそう、保存料とか添加物をやたらめったら使ってなさそうと思いよく利用してました。
あらためて曖昧だったBIOって何?を確認してみたところ。
BIO農業とはなんぞやという定義があり、↑画像のイラスト左から
化学薬品による殺虫剤や肥料の使用禁止
家畜への抗生物質の使用制限
OGM: Organisme dont le génome a été modifié 、遺伝子組み換え生物の禁止
輪作(農業手法の一つで、 wikiによると同じ土地に別の性質のいくつかの種類の農作物を何年かに1回のサイクルで作っていく方法 だそうです。)
この定義に沿った方法で生産された農作物がBIOマークをつけられるそうです。
こういう商品やお店は、健康や環境に結構な意識をもって気を付けている人が利用者としては多い気がします。
なんでもよければ安価で扱いやすい他のもので十分だもんね。
それに加えて、アジアの食品は健康によさそうという認識からか、アジア食材もBIOショップへ行くと普通のスーパーに比べると高確率で見つかったりします。
お豆腐、お味噌、いろんな種類のお醤油、ワカメなどの海藻の乾物、みりんなど。
海外用だと、塩を大量にぶっこんでたり、添加物いっぱいだったりするものも見かけるのですが、原材料をみるとちゃんと日本式に発酵なんかをして作った商品が見つかったりするので、(ラベル表記が正直であればですが、)日本に比べると高価ではありますがどうしても使いたい調味料なんかもよく買います。
で、ついでに他の商品、食材もBIOショップで買ったりするのですが、頻繁に買うのが2.5キロ単位の農家直送の小麦粉やオートミール粉など。
スーパーで売っているものは家庭用だと1キロくらいのもので、精製されたものが多いのですが、行きつけのBIOショップでは全粒から半全粒、全精製まで精製具合が選べるし、小麦の種類まで選べます。
小麦粉にとどまらず、いろんな穀物の粉が買えるのも魅力的。
※スペルト小麦の全粒がお気に入りです
コロナが始まってから、おこもり中時間のかかるパン作りをやり始め、それから小麦粉の消費がぐんとあがり今まで使っていた市販の1キロボックスの小麦粉はすぐになくなってしまう程。
で、BIOショップでみつけた大袋の小麦粉、しかも好きな種類と脱穀具合のを選んで買うようになりました。
車で出かけて買う程度の距離もあるので、消費期限をみて5キロとか買いだめしてたんです。
で、その大量の小麦粉は自宅では地下にある食糧庫に保存してました。
で、先日またパン作っていて小麦粉が足りなくなり、補充しようと地下からストックの小麦粉をもって小瓶に詰め替えていたら...
ん??なんかモゾモゾとうごめくクリーム色の体調1.5cmくらいのキモイ物体が🐛....
※キモイので画像のせたりしません、ご想像にお任せします。小麦粉 幼虫 のキーワード検索すると出会えます
想定外の遭遇に、ギャーっと叫びました
この時発見したのは、計2体。
それも袋の外側に張り付いていたもので、中身にはなにもいませんでした。
とりあえず今回使う分の小麦は無事でよかったのですが。
袋の外にいたってことは、食糧庫の中にまだいるんじゃ、いや大量発生しちゃってるんじゃ...という恐怖が
もしいるなら今のうちに駆逐しないと、今後成虫になって子孫繁栄させちゃうんじゃという恐怖が
でもたった2体でもキモくて叫んだ自分ひとりで調査に繰り出すのは嫌々レベル120%だったので、主人に🐛の発生報告をして、仕事から帰ってきてから二人で捜索することにしました。
で。
食糧庫を恐る恐るあけてみると。
今回持って行った小麦を置いてあった棚の上部に、10体は張り付いてたかなー
同じ棚の食品も、隙間にはいりこんでないかくまなく目視でチェック。
い、いる...
だいたいは密封された商品だったので、主人に発見できた子🐛は処分してもらい、とりあえず食糧庫内の食品を全部避難することに。
で、🐛の出所は、もうひとつストックで買っていた2.5キロの小麦袋の中からでした
主人がいちおう出所確認するといって、その小麦袋をザクっとカッターで開封して中を確認...
報告によると、ビーッシリいたそうです。
私はキモさで袋に近づけませんでしたが、遠目でみたらなんかカイコのマユのような白い糸がビッシリ、🐛がビッシリな様子を垣間見ました。
残念ですがもうこの小麦2.5キロはご愁傷様です。
びっちりと袋に包み、その日はゴミ捨ての日でもあったのでゴミに出しました。
小麦農家さんごめんよ。
こういう農家直送の商品で無農薬だと、こういうことは起こってもなんら不思議ではないので、お店も農家さんも悪くない。
昔、母が知人に米農家してる人がいて、お米を直で買ったときにもこんなことがあったのを思い出しました。
今後同じことを繰り返さない対策としては、買った穀類は密封できる容器に詰め替える、早めに使う、大量のストック買いはしない、といったところでしょうか。
🐛については、食べても毒性の害はないそうですが、アレルギーを引き起こす可能性もあるとのことで、知らずに食べてしまった場合は仕方ないけれど🐛の存在を確認したらその商品は悲しくても破棄するのがいいそうです。
しっかし、我が家の食糧庫は強化プラスチックでできた棚を組み立てたものでけっこうな凸凹を持ち合わせた、🐛の住処となりそうな隙がたくさんあるもの。
↑各棚の底の裏側がこういう構造になってて。
この立体構造の隙間に住処みたいの作ってる子がすでに何体かいたのですよ...
とりあえず食糧の避難はすんだのですが、この5段くらいある棚の捜索とクリーニングがとにかく嫌なのです。
🐛そのものがコワイというより、急に思いもよらないところにシレっといるのが、ビックリさせられるしやっぱり見た目が気持ち悪い
やだなーでも放置して更に大量発生したらもっと嫌なのでしぶしぶ棚掃除しなくてはです。
密閉できる容量の大きい容器も買ってこなくては、今後のためにも。
嫌だなー