離婚届けを出すまで

別居をしてからも話し合いを重ねた

元夫はあくまでも「結婚を続けるための前向きな別居」と捉えていた

 

話し合いでは「子供のために」ってよく言われた

子供の為って何ですか?

 

私には愛情がなくなっても子供のために一緒にいることがいい選択とは思えなかった

それに人生って子供の為だけにあるものって考えも私は違うと思う

 

もちろん、子供の健やかな成長と幸せのために尽くすことは親の責任ではある

でもだからと言ってそれは自分の人生を犠牲にしろってことではない

 

笑っていたい

無駄なストレスを抱えていたくない

幸せだなって感じて生きていたい

 

話し合いが平行線になると「面倒くさい」という思いからこのままでいいのかって成りかねない

実際私も気力がなくなったことがある

 

そんな時、この先の自分の人生を思い描くようにした

「10年後自分は笑っていられるか、そのために今何が必要か」

 

今頑張れば10年後、とても素敵な人に出会ってすごく幸せな日々を過ごせるかもしれない

今頑張らなければ同じストレスのループの中にいて、結局後悔する

 

そんな思いが自分を突き動かした

別居して1年経たないうちに元夫は私の強い気持ちに根負け

 

離婚届に判を押すこととなった