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Revenge Retry Restart

司法試験不合格者の勉強記録

いわゆる基本書・演習書のレビューについて、既にいくつかあるので今更需要があるかわかりませんが、
①ページ数が少なめの本で②司法試験の一受験生の目から見て使いやすいと思ったものについて、ブックレビューを不定期更新して行こうかと思います。
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それでは、まずはこちらから

行政法 第2版 (LEGAL QUEST)/有斐閣

¥2,700
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リーガルクエストの行政法です(370頁、本文329頁、ソフトカバー)。
周りで使っている人が少なくて、櫻井橋本や宇賀に比べてレビューも少なかったので最初に取り上げることにします。

この本は行政法の基本書の中で特に薄いものです。
その薄さの中でコンパクトに用語の定義をあげていること、判例・通説に沿って説明しようとしているため変わった方向の理解にならないことがお勧めできる点です。
2章の行政作用のところで各行政行為ごとに裁判的統制されての記述があり訴訟を意識した記述になっているのも評価ポイントです。

マイナス点をあげるとしたら、行政作用法の方で一部「~という学説がある。」という指摘にとどめて著者の立場を明らかにしていないこと、救済法のその他の行政訴訟の説明が短くて理解に資さず予備校本で暗記するレベルと変わらない記述があるところでしょうか。

ただ、マイナス点は好みによってはプラス点になるところですし、何よりもこの薄さが持ち運びやすさ、基本部分の調べ物のしやすさ、繰り返しの通読のしやすさになるところなので取り上げました。

7h。

憲法(H22)、民法(択一)、刑法(未遂、共犯)、商法、民訴法(当事者確定)、行政法(国賠、取消訴訟)。

刑事系や民訴法の勉強量の少なさを気にして手を着けたら、節操ない結果になった。
7h。

憲法(答練復習、百選)、民法(択一、債権)、行政法、商法。

明らかに、民訴法と刑事系科目が不足している。

ところで、今年の司法試験の出題趣旨が昨日出ていたようだ。
パッと見た感じ、構成自体は意外にありとされる筋で書いていたようではある。ただ、スタートのところでの条文指摘の薄さが複数科目であった印象が否めない。他には条文の効果の理解の不正確があったため、論理矛盾を起こしていた感もある。
後に検討し直す必要がある。