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Revenge Retry Restart

司法試験不合格者の勉強記録

2.5h。

憲法(択一)、行政法、民訴法。
3.5h…人と会うと移動時間なり準備なりで時間使う。

憲法(百選)、行政法(H21)、民法(択一)、民訴法(証拠)。
憲法の基本書といえば、芦部先生の憲法(岩波書店)が読みやすさや予備校教材のベースとなっていることなどからなんだかんだで使われる方が多いと思われますが、
正直言えば本文部分について手を加えていないため、現在の議論との関係で少し足りない部分があるのではないかと思うところがあります。
憲法に関しては新司法試験の実施以後有用な教材が数多く作られているためそれで足りるという考えもあるとおもいます。
しかし、基本書の形で何らかの教材を上げるという意味では、憲法学読本(386頁、本文342頁、ソフトカバー)をあげたいと思います。

憲法学読本/有斐閣

¥2,916
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この本は、様々なテーマにつき淡々と記述しているのですが、インターネットや先端技術研究と言った新司法試験でも出題されたようなテーマについても広く触れており現在の議論を網羅的にカバーしていると思われます。
判例分析も短いながら分析をまとめています(薬事法違憲判決のようにきちんと分析しているものもあります)。
現在の学説の議論がどこまで進んでいて大づかみにどの方向にあるのかを把握するには良いと思いました。これをきちんと答案に表現できると相当有利にはなる気はします。

一方で、前置きなどがなく説明にいきなり入る上に、外国の学説などで名称だけ紹介して内容がなんなのかの説明をしないところ=初見の用語がこの本のみではわからないことがあるので、これを一冊目にするのは難しいのではないかとは思います。意味を考えて読み砕くとなるほどと思うところはありますが、多分初学者は面食らう気がします。
また議論の方向性は示してもその議論に沿った適用の仕方の検討まではしていないので、答案に落とし込むことは各自でする必要があると思いました。司法試験の憲法は教材の充実により昔より確実に受験者のレベルは上がっているとはいえ、合格に必須なわけではないのかなとは思います。
中上級者向けなのでしょう。