本当にあった信じられない話 ~真夜中の電話~
夜中の3時半。電話がなった。 元同僚のB子からである。 旦那君が居ると明らかに分かっている時は、気を使ってかけてこないこともあるけど、なんせ、私の旦那君は長期出張に行っていることが多く、年中ほとんど居ない。 よって、B子は、思い立ったら即電話をしてくる。メールも使うが、基本、電話が好きらしい。でも、さすがに3時半に電話は始めてだ。 何かあったのかも。 私、飛び起きる。 私「もしもし」 B子「ごめん、遅くに。どうしても相談したいことがある。一人で考えてたら寝れなくて」 こりゃ深刻だ。。。 私「どうしたの?」 B子「私・・・・、ジャニーズに入りたいの!!」 私、完全に目が醒める。 私「・・・・・」 B子「本気なの」 私「ジャニーズに女人は居ないでしょ?」 B子「違う、ジャニーズ事務所のスタッフになりたいの。でもマネージャーは無理。大変そうだから。」 ジャニーズ事務所のスタッフか。。。良かった、私より2つ年上のB子は、どうやら飛んだり跳ねたり、歌ったりがしたいわけではない。でも、入りたいわりに大変な仕事はしたくないという気持ちはあるらしい。 B子は、根っからのジャニーズファン。先日も一人で名古屋のコンサートに行ってきたばかり。 私「入りたくても、ジャニーズ事務所なんて、競争率高いんじゃないの?」 B子「うん、実質、紹介がないと入れないんじゃないかな。それが悩みなの」 ・・・・・・・???。 私「そんなにジャニーズ好きなの?今の仕事辞めてもいいと思うくらい?」 B子「ジャニーズが好きだから入りたいんじゃないの。ジャニーズ事務所は、毎年新人発掘したり、グッズも工夫して売上のばしてるじゃない?仕事自体が充実してて楽しそう・・・ただそれだけなの。ファンかどうかは全く関係ない。会社が、あくまでも、会社が魅力的で・・・」 明らかにファンだからジャニーズに近づきたいという気持ちを隠そうとしている・・・。こんな時B子はちょっと可愛い。 B子「給料100万ダウンまでならやる。でも、101万以上下がったら考える」 意思が強いのか弱いのか分からない上、1万の差もよくわからない。 よくよく聞くと、もういくつか開発・発売したいグッズも考えていると言う。 B子「顔写真が入った、ピローケースと、布団シーツ。ファンクラブ限定の通販のみにする。これに包まれて寝ると、すっごい幸せだから・・・・幸せだから・・・・幸せなりぃ」 私「・・・・・・・」 B子は本当に分かりやすい。大ファンなのだ。ちなみに彼女が好きなのは松潤(→嵐)。 B子「ジャニーさんに会えたら、自分を売り込める自信がある。」 私「・・・・・(汗)。でも、ジャニーさんに会うの難しいんじゃない?」 B子「だからレマが頑張って会わせてくれないかな~と思って、電話してるのね」 ・・・・・・。 ・・・・・・( ̄□ ̄;)!!。 ・・・・・・私が頑張るの? 何だか言っていることがおかしい。。。若干心配になる。確かにB子はおもしろキャラだが・・・。 B子は、どれだけお酒を飲んでも、少しも顔にも出ないし、全く酔わない。酒豪だ・・・。今日も決して酔ってるわけではないだろう。 私「私が頑張っても無理だと思うけど・・・。知り合いいないし。」 ここまで来て、ようやく真夜中に真剣に考えることはできない次元の話だと気づいた私・・・。 B子「じゃ、どうすればいいの?本気でそんな素晴らしい会社で働きたいのに」 ・・・・・。 私「もうさ、Youが第二のジャニーさんになっちゃいなよ(→ジャニーさんのモノマネを開始してみた)!ジャニ子になって、自分でジャニ子事務所作っちゃいなよ、You。 きゃはは」 B子「・・・・・そっかぁ!!ジャニ子になって、自分でやればいいんだ~ぁ!!」 軽はずみでかなりつまらない冗談言ったつもりなのに、即効で「私ジャニ子になる」と自営開始宣言をされた。 こんな話を真剣に言ってきて、B子はギャグかましているのかもしれない。全てがギャグ・・・ありえる・・・・。だってB子だから・・・・。 私「そうだよ、You、ジャイ子になりなよ!」 やばい、一文字間違えた。 B子「なるなる、ジャイ子になる!」 B子もつられた。気づいてない。 B子「ありがとう。レマに相談して良かった!じゃ~ね!!ばいばいき~ん!!」 最後はバイキンマンになってジャイ子に電話を切られた。 おかしい・・・・いや、ギャグ?・・・いや、何かおかしい・・・・でも、やっぱりギャグ? しっくりこない。 朝になって、通勤途中のB子から珍しくメールが来た。 「今日、松潤のピローケースと布団カバーを通販で買った夢をみた。凄く幸せ気分な夢だった。今、こんなグッズないんだよね。私がジャニーズのグッズ担当のスタッフだったら、まずこれ作るね。絶対、売れる。」 どうやら、B子、寝ぼけていたらしい。 B子、酒癖は悪くないが、寝ぼけ癖があるみたい・・・・。 勿論、私に電話があったことを告げても、記憶がないという。 B子とは知り合ってまだ3年弱。我が友人の新たな一面を知った貴重な日だった。