息子の父とは、息子が3歳ぐらいの頃に離婚しました。まぁお互いに若気の至りと言うのでしょうか、初めて生まれた息子の障害が分かったり、仕事であったり、国際結婚の難しさであったり、夫の浮気であったり、いるんな要因があっての離婚でした。

かれは優しいカントリーボーイでした。優しさは時として弱さになってしまいます。多分息子が、7,8歳ぐらいの頃、息子父は完全なる隔週末ええとこ取りお父さんでした。彼が私に夢を見たと語り始めました。神さまが出て来て、実は君の息子は双子で、健康で健常児の息子がいる。もし、望むなら今から息子を交換してあげると言われたらしい。息子父は少し考えたらしいけど、いえ結構です。今のままの息子がいいと断ったと誇らしげに語ってました。

その当初は 息子父なりにも障害を持つ親の覚悟なりなものがあるんや…と思っていたのですが、暫くして再思考してみると、いやいやいや、あなた隔週末ええとこ取りお父さんですよねー毎日の世話も責任も睡眠不足も無いよね。アンタに決定権自体ないよね。と、思ってしまいました。まぁ夢の話しにいちゃもんをつけても仕方がない話しなのですが、少し思い出してしまいました。