おおよそ 20年ほど昔のお話しです。息子が特別支援学校延長プログラムに通ってた頃の出来事だったように思います♪郊外学習的な行事で散歩がてらモールの中にあるディズニーストアーに出かけたようです。個別にサポートの方がついての外出でした。この日はちょうど母の日近くだったように思います♪まぁ息子には、母の日のような祝祭日のような感覚はないと認識しており、ディズニーは好きですが、特別これといってぬいぐるみに執着したこともなく店内に入って閲覧して出ると言うのが、息子のルーティンでした。でも、その時のディズニーストアーでどう言う訳か?ミッキーマウスのぬいぐるみを欲しがったそうです…泣き叫ぶわけではなかったそですが、なんせぬいぐるみから離れない。サポートのスタッフも無理矢理と言う行動もとれず、説得も出来ない、時間の拘束もある…と、困っていたら1人の店内に居た老婦人が、私が買ってあげるわ。と、ミッキーを息子にプレゼントしてくれたそうです。多分3000円ぐらいしたのだと思いますが、こんなに欲しそうにしているのだから、きっとステキな大切な何かがあるねでしょうね。と…

息子を迎えに行って、ぬいぐるみとその話しを聞いた時、なんか泣けてしまいました人の優しさに触れた出来事でした。息子はそのぬいぐるみで遊ぶ事も特別干渉することもなくただそばにあります。20年経った今も、多分これからも…

そのご婦人には会う事も感謝することも叶いませんでしたが、私もいつの日か同じような事が出来る優しい人でありたいと思っています。