みなさん、明けましておめでとうございます。
新年の抱負ということでお話をさせていただきます。クラブについては先ほ
ど中野会員の方から出席率のお話があり、会員数が減ったということもあり
ます。会長としての責任もあるかなと感じる時もあります。ただ自分がこれか
ら何ができるかということを考えた時になかなか難しいと考えるところです。
個人的な話になりますが、私の事業所(クリニック)は今おかげさまで3年
になります。今年の春から4年目になりますが、スタッフは4人からスタートし
今では16人に増えてきました。人が増えてくると課題も増えてきます。スタッ
フ関係のことであったり、財務をどう回していくかなど、色々と考えるところが
あります。
自分のところもようやく3年、今後どうやっていくのかというのを考えていくと、
「できるだけスタッフを成長させたい」という願いです。またそれに乗ってくる
スタッフがいるかどうかも大切であります。実は今一番困っていることは事
務スタッフが手薄で足りないことです。スタッフが増えてくると、採用面接が
増えることになり、面接の難しさを感じます。個人的には「ようわからん」とい
うのが正直な実感です。「若輩者には分らんだろう」と言われるかもしれませ
ん。それぞれ面接項目を点数化していくという方法もありますが、その人が
どういうことをしたいか、更にそのモチベーションをどう維持していくかという
ところまで把握することは非常に難しいと考えています。
今はスタッフに色々と研修会に行ってもらおうと思っています。認知症に対
応する方法をみんなで勉強しに行こうよと話し合っています。研修会に行く
と、出張費や受講料がかかり、人数が増えるとかなり大きなお金になりま
す。内視鏡などに設備投資した方が安いのではないかと思うこともありま
す。研修にはそれだけお金がかかるということです。
それでもそれについてきてくれるスタッフはありがたいんですが、それが
響かない人には惜しいなという風になってしまいます。
私たちのクラブでは、どういう風にしたら魅力ができるのか、どうしたら
人をひき付けることができるのかが求められています。それを考えていく
と「成長が大切だ」と思います。個人の成長の実感は本人しか分かりませ
んが、毎週毎週会っていると一年も経つといろいろと分ってくるもので、
「〇〇さんっていう人はこういう人だったんだ」と分ることが出てくるかもし
れません。これも成長の一つだと思います。
クラブでは、会費を払っていただき、毎週例会に参加もして頂いてるの
で、自分自身の成長にどう結びつけていくのか、参加することでどう成長
していくのか、これを感じていただけることが大切です。そういうプラス思
考をいかに実現するかということを考えていきたいと思います。もちろん
誰かに強制されてやるものでもありませんし、誰かに言われてやるもので
もありません。そのように考えて行くとその辺りの接点をどこに見出して行
くか、最近じっと考えているところであります。この辺りのところを正しい答
えはなかなか見つからないんだとは思いますが、成長できるクラブ、成長
を提供できるクラブをどういう形でつくっていくかが大切と思っています。
当年度の前半は補助金事業をやったり、事務所移転など、自分として
はいろいろやったと思っています。後半をどう進めていくか。一人でできる
ことは少ないので皆さんに賛同いただきたい、少しでもお手伝いいただき
たいと思っています。その方法についてボツボツと考えながら進めていき
たいと思っています。
高畠さんの方でスリーオンスリー・バスケットを検討してもらっています
が、別途ブラインドサッカーの体験会なども考えています。健常者が目隠
しをしてのサッカーというものです。障害者理解という言い方はは好きで
はないのですが、この体験は視覚情報の大切さを理解するきっかけにな
るのではないかと思っています。
本業も少し忙しくなってきてきましたので、クラブ活動と合わせて、てん
てこ舞いの状態ではありますが、以上のような抱負を持って取り組んでい
きたいと思います。
今年度皆様と一緒に成長ができたらと思っているところでございます。
以上