公開初日の深夜に見ました。
会社の人と見に行こうって言ったけど
冗談だと思ったし、俺はすぐ見てぇんだよ!
と思ったので1人で行きました。


TOKYO TRIBEよりは怒り狂うような内容ではないけど
取り立て面白いという内容ではなかった。
なんでだろう?って考えるといくつか挙がってくる。

まず音楽の使い方、マキシマムザホルモンのFに逆インスパイアされた映画だし、この曲が一番映えるところでかかるのだろうと思ったし、バトルミュージックって書いてたから戦闘シーンでかかるのかと思ってたんだけど、まったく違うフリーザが復活するシーンというえっ?そこ?って感じのとこでかかってた。素材を生かしてない。


フリーザ軍、大量に出てきてみんなザコいもその一つ。宣伝でよく使われたタゴマに至ってたはドラゴンボールを深海から取ってきただけでフリーザに吹き飛ばされて終わり。

強さの基準がよくわからない。亀仙人は強いかもしれんが、フリーザ軍には勝てないだろう。ヤムチャが来れないで亀仙人に来れるならセルゲームも爺さん行けよ。牛みたいなフリーザの手下はザーボンとドドリアに匹敵する強さって言って前振りがあるけど、フリーザ第一形態よりも強い神コロさんと同等or上回る強さ。よくわからん。あとフリーザとか悟空、ベジータがどんだけ強かろうが、横で見てるビルスとウイスの方が強いから見ててどうでもよくなる。


この映画の悪いところは本当盛り上がりがないところ。ずっと平坦ここで盛り上がるだろう?っていうとこで盛り上がるところまで進まずブチって終わる。盛り上がるところって変身するところなんだろうけど、映画見る前にそれはわかってるとこだからこっちはビックリもしない。何か出来事があって変身するならうぉー!ってなるけど、特にそんなこともないからあーそうなんだってくらい。盛り上がるところはベジータがフリーザの誘いを断ってフリーザぶちのめすところ。あれを見たときは俺が見たかったドラゴンボールはこれなんだよー!ってニヤニヤしたけど、結局フリーザが自爆して地球は破壊されて、巻き戻って悟空がフリーザ倒すっていうなんだかなーって展開。


この映画ってオチは変身くらいなのに、宣伝で全部出してるから意味ないんだろうな。話が面白ければそんなことにならなかったのに。大軍のフリーザ軍よりも個々にバックボーンがあるキャラが悟飯たちが闘って修行して完全なるパワーアップするフリーザの時間稼ぎをして全員接戦でヤラれたところスーパー強いフリーザが出てくるってのがいいよな。


こんな感じになったのは誰が悪いんだろう?昔のドラゴンボールの映画もうちょっと話面白かったと思うよ?懐古厨ではなく。