雨が降る寒い気候の中で寒い試合を観てしまった…というのが、正直な感想である。
柏レイソルはシュートを約50本近く打ちながらPKを除くゴール数はわずか2点。
やりたいことはわかる。
人もボールも動くパスワークを行いたいのだと思う。
試合を実際観てみてボールを回して人も動くサッカーが出来たかといえば、完成にはほど遠く感じるし、胸が高鳴るような攻撃は残念ながら1つも無かった。
中盤で雑なパスが何本もあり、いまのままではおそらくJリーグではもっと雑になりかねないし、失点に関してもDFが悪いというよりは中盤より前線のバランス、プレッシャーが弱かったところが大きな要因に感じた。
現状の仕上がりではACLと併せてJリーグを戦いぬかなければならないレイソルはJリーグでも中位よりも下になりうる可能性は高い。
あくまでも現段階の話で、やりたいことが熟成されていけば魅力あるサッカーになる可能性の片鱗が見えなくも無かった。
欲を言えば、ゴール前でパスをもらった時に強引に前を向いてシュートを打つFWがいれば面白いチームになりうるだろう。
出来ればレアンドロには強引に前を向いてもらうようにしてもらうか、大久保や佐藤(寿)の様に強引に前に行く力強いFWを補強してもらいたい。