今後の物価 | V『らじょび生活。』

ロシアあたりが利上げすると多少原油価格下がりますかねえ?

[モスクワ 22日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)の駐ロシア責任者、ネベン・メーツ氏は22日、ロシア経済は過熱の強い兆候が現れており、IMFはロシア中央銀行に追加利上げを期待していると述べた。

 メーツ氏は、「ロシア経済が過熱しつつあるとの強い兆候が見られる。われわれは、ロシアの金融政策は緩和状態にあり、幾分かの引き締めが必要だとの認識だ」と述べた。


 同氏は「一層の利上げを期待する」と付け加えるとともに、IMFはロシアがインフレ目標を導入すべきだと考えると

中国は電力不足らしい


[北京 22日 ロイター] 中国国家電力監管委員会の王野平・副主席は22日会見し、今年の国内電力供給が最大10ギガワット不足する可能性があるとの見方を示した。同国南部では夏季の計画停電が必要になる見通しという。

 中国では、発電会社が毎年発電所を建設しているが、石炭火力発電所では燃料コストが上昇、輸送体制面の問題も抱えている。


 副主席によると、主要発電所の燃料在庫は、3月初旬の15日分から12日分に減少した。河北省、安徽省、重慶市では7日分以下まで減少しているという。


 石炭価格は2月初旬に過去最高値を記録した。大雪の影響で交通網が混乱し、石炭供給が不足したことが背景。


 その後は、冬季の暖房需要低下や炭坑の操業再開で価格は下落傾向にあるが、石炭情報サイトwww.cqcoal.comによると、前年同期の水準を依然として37%上回っている。


 アナリストは、電力価格を値上げすれば、石炭供給増加・発電所への投資拡大・発電所の稼働率上昇につながると指摘している。


 ただ、中国のインフレ率は過去10年余りで最高となっており、王野平・副主席は、電力価格の値上げについては、インフレへの影響などさまざまな点を考慮する必要があるとの認識を示している。

食料価格は落ち着く兆しが

[チューリヒ 22日 ロイター] スイスの食品大手ネスレ(NESN.VX: 株価 , 企業情報 , レポート )のポール・ブルケ最高経営責任者(CEO)は、急騰している国際食品価格について、今後落ち着くだろうとの見通しを示した。

 22日付の国内紙ル・タンとのインタビューで述べた。


 同CEOは「複数の非合理的な要因や特殊要因が、現在の市場に影響している。具体的には特に、干ばつ、高利回りを追求する投機的なファンド、バイオ燃料への高い関心だ」と発言。


 「ファンドはいずれ利益を確定するので、その方面の圧力は減っていくだろう。バイオ燃料についても、今後はよりバランスのとれた議論が行われていくだろう」と述べた。


 「新興国の需要といった構造的な要因は、今後も残るが、状況は正常化に向かうとみられる。ミルクの価格はすでに下落の過程にある」と述べた。