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澪標~Self-Conceit~

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Dear  DéCèS[ディシーズ]






Re-lay 1stミニアルバムREWINDの最後の曲
北、きらめいてについて


この曲は聴いた瞬間に一目瞭然だけどこのアルバムの中では異色の曲です。
同じバラードでもDEPARTUREとは違ってバンドサウンドじゃないっていうのが一番の原因かな。
生の楽器は、まとばゆうさんのピアノだけで打ち込みもたくさん使ってるからバンドサウンド感はゼロかもね。
更には歌詞もタイトルも身近なものを感じさせるワードが多くて、ほかの曲と一線を画してる感覚に拍車を掛けてます。

ミザリアのききょたんも「がっしーどうした⁇」と心配してたようで...笑


そもそも歌詞を書いてるのがオレじゃないっていうのが一番の原因だと思うんだけど...

始まりは、この曲の作詞者であるケンゾーさんに「最近詩を書くのが趣味だからそれに曲を付けてくれない?」と言われて取り掛かったのがキッカケだったんだ
ケンゾーさんはオレの親父と一緒に働いてる、実家のすぐ近くに住んでるオジさんで第二の親と言っても過言ではない、子供の頃からずっと身近な存在だった人です。
一昨年の初めくらいに持ちかけられた話なんだけど特にやることもなかったし面白そうだなと思ってやることにしたんだ

彼は北海道をこよなく愛してるから、そんな北海道の冬景色をモチーフに詩を書いたみたいだね
去年の初め頃に、今年は音源を作ろうと思ってるって話したら、ぜひこの北、きらめいても収録してほしいと言われて今回このアルバムへの参加が決まったんだ

Re-layの名義で出すアルバムだからちょっと異色すぎて浮いちゃうかな...とか色々考えて悩んだけど自分自身この曲はかなり気に入ってるし曲作りの際の根幹は変わらない
アレンジの違いがあるだけでメロディーやコード感なんかはいつも通りだからこれもRe-layの違った一面ということで入れてしまおうって思ったんだ
何も知らずに聴いたみんなは最初驚いたかもしれないけどね


この曲以外にもケンゾーさんに頼まれて作った曲がいくつかあるんだけど歌詞を人任せで曲を作るのは初めてだったから勉強になるところがたくさんあって良い経験になったなって思いました。
本当に

あとピアノのレコーディングも初めてだったんだけどすごい良い経験だった!
すごく楽しかったし

まとばゆうさん自身もレコーディングは初めてだったみたいなので、この北、きらめいてのレコーディングの経験が今後のためになったって思ってもらえたら嬉しいなってオレも思います。




この北、きらめいてでREWINDの幕は閉じるわけだけども、ほぼ毎日といってもいいくらいこのアルバムを作った意味を考える日が続いてます。
作ってる時は無我夢中だったし、逆説的にいうと無我夢中になりたくてこのアルバムを作ろうと思ったわけなんだけども、いざ作り終えるとその意味を考えてしまう自分がいる


ライブをやる予定があるわけでもない営利目的でもない...
でも作ってそれで終わりにはしたくないって気持ちはどこかにある
今は答えが見つからないけど、きっといつか答えを形にして出していきたいなって思ってるよ



最後にレコーディングに協力してくれたみんな本当にありがとう
オレの勝手きまま...
そう、勝手きままという以外何物でもない今回の制作に協力してくれたこと本当に感謝してます
何か目的があったわけでもない今回の制作にこれだけの人が付いてきてくれたことは自分自身もびっくりしていて思い返すと本当に恵まれてるなって思ってしまいました



そしてこのREWINDを手に取って聴いてくれた人たちにもたくさんの感謝の言葉を贈ります。
音源だけ出して後は何もしないなんて自分勝手すぎるかな...とか思ったりもするけど、とにかく手に取って聴いてくれていることに感謝です
その感謝の気持ちをいつか何らかの形で返していきたいとは思っているから



REWIND 

記憶の巻き戻し


楽しかったことも辛かったことも
過去の自分を掘り起こすことで未来へ進む勇気が湧いてくるような気がする