本当はいつも、あなたの面影を
彼女たちに感じていたかったのかもしれない。
あなたを少しでも感じていたくて、
あの子達にあなたを見ようとしたりした。
最低。
でも無理だった。
やっぱり全然違う。あの子達はあの子達だし、あなたはあなた。
種類も違えば性別も違う。
あの子達があなたに似ていれば、私はどれだけ救われたでしょう。
似せようと思えば思うほど、
正直な現実に虚しくなって、余計悲しくなった。
あなたはもう、居ないんだって。
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今日か明日で、虎太郎が亡くなってから一年が立ちます。
「今日か明日」と言うのは、いつ息を引き取ったのかが分からないからです。
夜、獣医師が見に来たときは、まだ頑張ってくれていたそうです。
医師が何時頃見に行ったのかは解りませんが、恐らく大体9時~10時以内くらいでしょう。
日付が変わっていたのでしょうか。
一年前の昨夜から今日の朝まで、
そう、まだ病院にいくまで、虎太郎はうちに居ました。
息をしていました。
必死に生きようとしていました。
あの時のことは、今思い出しても涙が止まりません。
いつまでも、私の心を苦しめるのです。
はっきり言って、あと20年や30年では癒されない気がします。
もう痛くないんだ、苦しくないんだ、って、
分かってはいても、
あの虎太郎の顔が忘れられないのです。
忘れた方が良いのか、忘れるべきではないのか、分からないんです。
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虎太郎へ
元気ですか?
そちらはどうですか?
もう生まれ変わりましたか?
私達は今、三匹の貴方の妹文、弟文と共に暮らしています。
時々、貴方は、やんちゃにはしゃぐあの子達を、温かく見守ってくれている気がするのです。
そうなら、ありがとうね。
生前もたくさん愛することを教えてくれて、ありがとう。
虎太郎、ごめんね。
そしてありがとう。
生まれ変わったら、会いましょう。
あなたの来世はどんな形でしょうね。
ではまた、
近いうちに…。