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Rayがドラべ症候群と診断されるまでの経緯を少しずつ綴っています。
タイトルに番号がふってあるものがその過去の記録です。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎見知らぬ土地で突然の緊急入院となった2日目。
熱はあるものの元気にベッドの上で遊んでいたRay。
しかし、昼頃にピクピクが頻繁に起こるようになり、しばらく様子を見ているとそのピクピクが段々大きくなり、高速で瞬きをしている様な状態に。ナースコールをしていると、全身の痙攣へと移行していきました。
すぐに点滴をして貰い、全身の強い痙攣はおさまったものの、腕の痙攣が残り、さらには息の仕方がいつもよりも苦しそうな状態でした。
即座に私達の目の前で2つ目の薬が点滴から投与されました。
右腕の痙攣は止まりましたが、左腕が残ったまま。息もし辛そうでした。
私達の部屋は、見る見るうちに看護師さんとお医者さんでいっぱいになっていきました。
ただ見守る事しかできない私達に、1人のお医者様が、
「少しの間別室で待っていてもらえますか?今からかなり強い薬を投与します。もしかすると、その薬のせいで自発呼吸が出来なくなるかもしれないので、お父さんとお母さんが部屋に戻って来た時には呼吸を助ける器具を付けているかもしれません。」、、、この様な事を仰いました。(実際はよく覚えていません。でも、呼吸が出来なくなるかもって事はハッキリ覚えています。)
別室でただただ怖くて2人で泣きながら待っていると、30分ぐらいが経過した頃に看護師さんが呼びに来て、私達はRayのいる部屋に戻りました。
そこにいたRayは、念の為酸素マスクは付けられていたものの、薬の投与後も呼吸を止める事なく、グッタリと眠りながらも力強く息をしていたのです。
とてつもなく強い、我が子の生きる力を見ました。